朝の5時に起きて成田空港に向かいます。
家を出たとき、外はまだ真っ暗でした。
家から成田までがクソ遠いんです。成田へ行くまでが遠足です。
ちなみに成田ほどではありませんが、羽田でも遠いです。
昨年、広州に行ったときは、ちょうど台風が直撃した日だったので、前日から羽田の近くに泊まりこまなければなりませんでした。
どんだけ田舎に住んでいるんだって話ですが、いちおう都内ではあります。
さて、京成線(ケチってスカイアクセスに乗りました)に乗ってあとは空港までのんびりだー、なんてスマホをいじっていると、
「システムを更新したので再起動してね」的なメッセージがあるのを発見。
「再起動する」というリンクをタッチします。
…………再起動しねえ。
「再起動しています」という画面のまま、待つこと30分超。
……これって、フリーズ?
強制終了させようと、電源ボタンを押してみると電源関係のオプションは表示されるものの、タッチしてもうんともすんともいいません。
スクショは撮れましたけどw
こうなったら強引にバッテリーを抜いてやる、と思ってスマホの裏側を見ますが裏蓋的なものがないんです。
破壊でもしない限り開けるのは無理そうな感じです。
空港に到着して、とりあえず先にチェックインしてから携帯ショップを探します。
空港にはレンタルSIMなどの窓口はありますが、いわゆるフツーの携帯の窓口はないことが判明。窓口のお姉さんにスマホを見せますが、誰一人強制終了のさせ方やバッテリーの抜き方はわからないようです。
まいりました。これはあきらめるしかないか。
旅行中、電話がまったく不通になってしまいますが、PCは持参しているので、メールやLINEはなんとかなります。
カメラがないのがしんどいですが、むこうで安いスマホを買うか、最悪ノートPCのカメラを使うかすれば、何とかなるでしょう。
何とか気を取り直して出国手続きを済ませてゲートへ。
まだ時間に余裕があったので、ふと思い立ってカバンからノートを取り出して立ち上げます。
ネットで僕のスマホの強制終了の方法があるかもと思い、ググってみると……ありました。秒で発見。なんと、「電源ボタンを30秒長押し」するだけみたいです。
さっそく、やってみると呆気なく電源が切れました。
そして再起動させると、なんと何事もなかったかのように立ち上がりました。
さっきまで携帯ショップを探して空港中を駆けずり回ったのは何だったんだ?!
とにかくスマホが無事なのは何よりです。さっそくゲート近辺の写真を。
トップの写真と少し角度が違うカットです。多少、人はいますね。
空港は確かに空いていましたが、ガラガラとまでの印象はありませんでした。
中国便や韓国便はどうなっているか、案内表示をチェックするのは、スマホ騒動のせいでまるっと忘れておりました。
ハノイ行きの機内の混み具合はだいたい50%ぐらいでしょうか。
こちらもガラガラというほどではありませんが、空席は多かったです。
僕の席の隣もそのまた隣も空席でした。
『記憶にございません』『ゾンビランド ダブルタップ』の2本の映画を鑑賞して1時間ほどぼーっとしているうちにハノイへ到着しました。
トランジットなんでイミグレーションは関係ないのですが、イミグレの手前に検疫コーナーがあり、簡単な質問票を書かされるコーナーがありました。
いくつかの質問に回答して、検疫官に提出するととくに何を見るでもなくハンコを押して半券を渡され、終了。時間にして10秒ほどです。熱を測るとかは全くなかったです。
こちらの便の混み具合は80%~90%程度。さっきまでポツポツ日本人がいましたが、ここへきてグッと減った印象です。タイ人とファランばっかりに見えます。
まあ、ベトナム人とタイ人の見分けがいまひとつわかりませんがw
今度は2時間ほどのフライトでバンコクへ到着しました。
スワンナプームもやっぱり空いています。中国人がいないからでしょうか。
イミグレは待ち時間ゼロ。書類を書いている間に同じ便で来たみなさんはみんな通過しちゃった感じ。そのまま出るとターンテーブルに荷物が出てきていました。
飛行機を降りてから15分ぐらいで出てきちゃった感じです。
ちなみにスワンナプームでは検疫はまったくなし。
途中、ハノイのような質問票を記入するようなスペースはありましたが、誰もおらず素通りしました。
日本からの直行便ではなかったから何もなかったのでしょうか。
あまりにすんなりと来れてしまったので少々拍子ぬけしました。
振り返ってみればスマホの件が一番大きなアクシデントwww