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在りし日のバンコクを懐かしむ『サヨナライツカ』レビュー


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キレイ。

 

こもりきりです。漫画とDVDばかりで過ごしてます。

テレビも再放送ばっかりですしね。

そんなわけでまたレビューを。「サヨナライツカ」です。

先日『108』を観たので中山美穂つながりで。

10年の作品です。監督は『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン

当初、行定勲監督、大沢たかお主演の企画だったのが、行定監督が降りたので一度ボツになっているそうです。公開当時はけっこうヒットしたみたいですね。この頃通っていたタイ語教室で話題になっていて、見たいと思った記憶があります。もしかしたら一度観ているかも知れませんw

 

1975年、灼熱のバンコク
金・美貌・愛に不自由なく暮らし、“愛されること”を求め生きてきた沓子は、ある日、夢に向かって真っすぐ生きるエリートビジネスマン・豊と出逢う。
ふたりはたちまち魅かれ合い、熱帯の夜に溺れていく。
しかし、豊は結婚を目前に控え、日本に婚約者がいた。期限ある恋、かなわぬ恋だとしても、自分は彼を愛し続ける…。沓子は、愛することこそが本当の愛だと気付いてしまった。
そしてふたりは25年後のバンコクで、運命の再会をするが――。
人は死ぬ前に、愛することを思い出すのか、愛されることを思い出すのか――
バンコク、東京、ニューヨーク。一瞬の熱情が、25年の時を超え、一生の愛になる。

 

 

70年代のバンコクの雰囲気がリアルです。行ったことないけどw 

初めてバンコクに行ったときに感じた空気感──体を包み込むような湿気を帯びた熱気、埃と汗を纏った皮膚感覚─をビンビン感じる風景が目に飛び込んで来ます。クーラーなんてなくて窓を開け放ったオフィスとか、ビールがあんまり冷たくなさそうな酒場とか、バンコクって昔はこうだったよなあ、という情景です。行ったことないけどw

 

オリエンタルホテルのオーサーズスイートなんて初めて知りましたが、有名なんですね。1泊8万バーツだそうです。東京のホテルはパーティでけっこういろいろ行ってますが、バンコクはなあ。しょせんナナホテルが定宿ですしww

 

そして中山美穂ってこんなにエロかった?っていうほどキレイでエロいです。イイ。

「108」でもちょっと書きましたが、僕の中山美穂のイメージって『Love Letter』

とか『眠れる森』とかなんです。僕の中だけで完全に清純派でした。

 

彼女が一番活躍していた90年代は正直そんなに好きな女優さんではなかったんですが。

しかし、あらためて調べてみるとスゴイ女優さんなんですよね。wikiによると「80年代、90年代、00年代すべてで主演ドラマの平均視聴率20%以上を記録している唯一の女優で、さらに10代、20代、30代の主演作品でも平均視聴率20%以上は彼女だけ」なんだとか。

 

その割に最近の扱いが地味すぎるように感じてしまいます。辻仁成と結婚したからか。

 

そんな元ダンナが原作のこの作品です。彼女のために書いたのか、ダンナのために演じ

ているのか、とにかく中山美穂が美しく仕上がってます。

 

最初に西島秀俊の部屋にいきなり訪れて誘惑するシーンとか、西島が婚約者の叔父夫婦と会食しているところに現れて挑発するシーンとか、アダルトな魅力満開です。

 

お見それしました。なんでもできる人なんですね。

 

僕の中で相武紗季が『ブザー・ビート』でヤリマン役をやったときに匹敵する衝撃です。

ストーリーは男の自分勝手な妄想に寄り添い過ぎじゃないかと鼻白む女子が多そう。

25年後設定の皆さんの老けメイクのクオリティもいかがなものかという感想もありますが。

中山美穂の美しさを再認識した作品でした。

あ、西島クンのカラダもスゴイです。お好きな人にはw