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六本木『trap』伝説 (その2)


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草凪純ちゃん。加納瑞穂の名でも活動

 

 

 

オール日本人スタッフのストリップティーズとしてオープンした『trap』は、開店直後から評判を呼んで大繁盛しました。

その顧客には芸能人も多かったようです。

 

「有名人では、新宿のノーパンしゃぶしゃぶに行ったことが話題になっていたスマップの中居正広さんや、一緒に来た女の子と暗いことをいいことにチュウをしていた中村雅俊さん、志村けんさん、まだ巨人へ行く前の江藤智選手も来ていました。俳優の金城武さんは満員で入れなかったようです」(「六本木水脈」)

 

その人気の秘密の一つは〝ボディトーク〟というオプションにあったと言っても過言ではありません。それは後に日本中にあるブームを起こすきっかけにもなった画期的なシステムでした。

 

「売りの一つであるバーチャルリアリティ(「仮想現実」という意味らしい)のボディトークは、大きなソファーにお客さん三、四人に並んで座ってもらい、そのお客さんのズボンの上にまたがった女の子がトップレスでプライベートダンスをする。三分間で六五〇〇円です」

 

 

そう。女のコを指名して別室で〝ボディトーク〟することができたんです。

3分間って書いてありますけど、もっと長かった気がします。

 

バーチャルリアリティ〟ってことですけど全然バーチャルぢゃないんだこれが。いや、SEXとしてはバーチャルなんだろうけれどもww

 

ほぼほぼヘビーペッティングです。

 

もちろんヌキはないんですけど、出しちゃった人なんかもいるそうです。

おさまりがつかなくて女のコをトイレに連れ込んだなんて話も聞きました。

 

T君の友達は草凪純とトイレでいたしてしまったとT君が自慢しておりましたが、

T君は嘘つきなので眉唾ものです。

 

でも、実際女のコもそこそこいい気持ちになっちゃうみたいなのは本当で、

あとで見るとズボンが白くカピカピになっていることも。

そのあたりの本気度が楽しかったです。

 

一説によると、かなりの数の女のコが薬物をキメながら営業していたらしく(女のコ談)、異様にノリがいいコが多数いました。

 

物珍しさに加えて、そんなまれに見る女のコのノリの良さもあってか、店は大繁盛してました。

 

だいたい僕らが仕事を終えて駆けつけるのは0時半とかなんですが、その時間も並んでいて入れない状態だったことが何度もありました。

 

この店の繁盛を真似て、このあと全国にいわゆる「おっパブ」ブームが広がるんですが、女のコがブサイクばかりだわ、ノリは悪いわで『trap』とくらべてしまうとまったく楽しくありませんでした。

 

料金システムはまったく記憶してませんw

でも、フツーのキャバよりちょい高いぐらいだったと思います。

当時、僕はカードを持っておらずお金が足りなかったことがあって、

杉さん(当時いつも店の隅の席で飲んでいました)に頭を下げて翌日持参した記憶がありますw

 

しかしこの『trap』繁盛ぶりとは裏腹に、なぜか閉まっているときが多くなり、やがてしばらく店を閉めてしまいました。

 

そのあたりの事情は当時の僕は知る由もなかったのですが、杉さんが著書の中で書いていました(続く)