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憧憬のシンガポール・ナイト(その1)


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昔のコイバナをあるとき、ふと振り返ってみて、

思わぬ事実に気づくことってありませんか?

 

そのときは、何も不思議に思わずにスルーしてしまったことが、

あとあと考えてみたら何か変だった……とか。

 

何年か経ってみて、「あれ?もしかして」なんて〝引っ掛かり〟があったり。

記憶をたどると意外な〝真実〟が見えてくることもあるかも知れません。

 

彼女──ナンと会ったのは20年前。

シンガポールのオーチャード通りにあるバーでした。

各国の出張お父さんたちが集うそのバーは、

全東南アジアの娼婦たちが集うアジア杯の戦場と化していました。

マレーシア。ベトナム、タイ、香港等々からはるばる出稼ぎに来た美女たちが、

虎視眈々と今宵の獲物を狙っておりました。

 

 

最初に声をかけてきたのはナンのほうでした。

「日本人ですか?」

カタコトの日本語で声をかけてきました。

話をきくと、タイから出稼ぎに来ているらしい。

パッポンのゴーゴーで働いていたので、あいさつ程度の日本語ができるみたいです。

日本人に人気のMPにいたこともあるといいました。

 

ナンは黒髪セミロングのお姐さん系の美女です。

長身でいわゆるモデルタイプのタイ人では稀有なルックスです。

どちらかというと〝和〟テイストの美人。

古い名前で言うと女優の鶴田真由に似ています。

このタイプ、実は僕の好みど真ん中なんです。

ホントにタイ人ではなかなかいないんですよ。

むろん僕は一目で恋に落ちております(笑)

 

彼女のほうもまあ仕事で来ているんで、やぶさかではなさそうです。

カクテルをすすめてしばし歓談。

話すほどに彼女の笑顔の虜になっていきます。

落ち着いた物腰、姿勢よく伸びた背筋、

濃紺のノースリーブのブラウスから透けるシルエットも悩ましい。

天を点き上げるかのような勢いのバストトップの膨らみに妄想が止まりません。

 

ヤバいなあ。

この当時、僕は長期休業中で2か月ほど東南アジアをうろうろしていたのですが。

マレーシアから陸路でずっと移動してきたので、

しばらく禁欲してたんです。

お酒も女性も久しぶりのことで。

 

で、しかも貧乏旅行モードだったんで、

宿が1泊1000円ほどのゲストハウスでした。

 

女子を連れて帰れるような部屋じゃないです。

学生時代の下宿に女のコを連れ込よんだときよりひかれます、きっと。

シャワーだって共同だし。

…って、部屋に窓がなかった気もする。

 

考えてみればこういうところって、絶対連れ込み宿も探せばありそうですが。

ひさびさに海綿体をパンパンにした僕にそんな余裕はありませんでした。

 

「部屋がプリズンみたいなんだけど、いい?」

そんな口説き文句を口にしたのは後にも先にもありません。

でも「プリズン」ウケました。

よかった、ノリがいいコで^^

 

貧乏ゲストハウスの受付のおやじの目をごまかし、

何とか汚部屋へ連れ込み成功です。

部屋には窓がないし、灯りも1つしかないので。

電気を消すと真っ暗闇で何がなんだか。

灯りを消されるとコーフンしない派です。

そんな中でやることをやりました(こんやん風)

 

ナンと僕の物語はこうして始まったのです。

(続く)