レビュー2連発です。昨日書こうと思ってたんですが、気力およばずorz
フツーに面白い作品だったんですけど、前回レビューでたまたま取り上げた「あと1センチの恋」と続けて観るという稀有な体験ができたため、面白さ倍増でした。
2回続けてレビューをやるのはそんな理由です。
あと、今週は結局仕事を休んでしまっているんでリハビリをw
何もしないでだらだらしていたいけど、病んでしまう気がしてww
ストーリーはこんな感じです。
学生時代から7年間交際。別れた後もお互いの恋人を紹介しあうなど、何かにつけては顔をつきあわせ、憎まれ口を叩きあう…そんな微妙な関係を13年間続けている“検事”の直と“弁護士”の円。ある日、直が担当する『みなとみらい連続突き飛ばし事件』でついに死者が出てしまいます。事件が一気に深刻化する中、絶対に刑事事件を引き受けないと決めていたはずの円が、連続突き飛ばし事件の被疑者を弁護することになり…。元恋人同士の二人が、検事と弁護士として対峙します。
被疑者を立件しなければならない検事の直と、釈放させたい弁護士の円。二人がそれぞれの立場から真実を追い求めるというサスペンスストーリー、そして直と円、それぞれの現在の恋人が加わった一筋縄ではいかない大人の恋愛模様が絡み合い、物語は予想だにしない展開へ…!(テレ朝公式ページより)
まあ、あらすじだけ聞いても「ふ~ん」て感じかと思います。
主人公の直と円は16歳のときに同じ事故に巻き込まれたことがきっかけで知り合います。
その後、7年の交際期間があり、別れてからも13年間、つかず離れずという間柄。
知り合ってから交際するまでの期間がちょっと読み取れませんでしたが、
16歳からつき合っていたとしたら、現在43歳ということになります。
お互いの恋人を紹介し合うシーンから物語がはじまりますが、
なぜ、別れてからもずっとつき合いが続いていたかという理由が、物語が進むにつれ、明らかになるのです。
円は正義感に駆られて〝スイッチ〟が入ると見境なく相手を殺そうとするという癖があったのです。そのたびに直が阻止することなんと7回。
彼女を殺人犯にしたくないという思いから直は彼女から離れることができずにいたのです。
この事実がドラマ中盤で明らかになって、話はがぜん面白くなります。
そこまででも二人のやりとりはかなり面白いんですけどね。
前日に「あと1センチの恋」という幼馴染みのスレ違いものを観ていたので、そのコントラストでより楽しめてしまいました。
事件の被害者遺族役のコがやけにカワイイと思ったら、『東京ラブストーリー』のリメイクで注目されている石橋靜河で、何かトクした気分ですw
脚本は『Mother』『カルテット』等の坂元裕二。やっぱりこの人の脚本は独特の世界を感じます。監督は月川翔。『君の膵臓を食べたい』などで昨今注目されている人らしいです。
以前にも書いたことがあるかも知れませんが、これまで僕はフジやTBSの決まった枠のドラマをずっとウォッチングしてきており、テレ朝はほとんど観ていません。
『ドクターX』『緊急取調室』ぐらいはちょろっと観てますけど、
『相棒』とか『はぐれ刑事』とか、いかにも高齢者向けの安定路線を毛嫌いしております。
でも、最近数字ではテレ朝ドラマってずっとトップクラスなんですよね。
これまでは人気先行で数字はいいけど、っていう印象でしたが。
いよいよ中身もそれなりに面白い作品を作るようになってきたんでしょうか。
とくに、コロナ禍でドラマの制作現場がずっとストップしており、
面白いドラマに飢えていたので滲みました。
TBSで9時から『99.9-刑事専門弁護士』の再放送なんてやってなかったら、観ていなかったと思います。
再放送、面白い作品もあるけど、やっぱりみんながみんななんで飽きました。
たしかに『逃げ恥』のガッキーはカワイイけれども。
7月5日までGyaoで無料で見られるみたいです。
https://gyao.yahoo.co.jp/ct/korean/