タイのナイトライフもいよいよ再開となりそうです。
いつの間にか日本が先行しちゃいましたけど、
タイでは6月22日現在、28日間連続で国内新規感染者が出ていないそうです。
感染者はすべて帰国者のみ。
数字で見る限りは日本より全然コロナを抑えられています。
そこで、事業者からの強い要望もあって、7月1日からついにエンターテインメント業界も再開することになったようです。
新型コロナウイルス感染症対策センターの経済活動制限緩和検討委員会で副委員長を務めるナタポン陸軍副司令官は6月21日、飲食店経営者などとの会議において、制限緩和第5弾として7月に酒場やカラオケ店などの営業再開が許可される見通しと説明した。(バンコク週報6月22日付け)
ただし、これは第5段階での規制緩和として行われるもので、緊急事態宣言はまだ続行する可能性があるみたいです。
その証拠にMPなんかは今回再開できるお店には含まれていないようで、
さらに同日提示された営業再開のためのガイドラインには気になる部分が多々あります。
•会場が混雑しないように、常連客の数を管理する。
•すべての顧客とスタッフの体温をチェックする。
•必要に応じて、すべての入口やその他の場所にアルコールベースの手指消毒ジェルを提供します。
•グループが5つ以下であることを確認します。
•顧客が席に着くのを待ち、社会的距離を維持することを保証する。
•すべての会場が適切に換気されていることを確認します。
•飲食のみ許可されています。
•サービングスタッフは常にマスクまたはフェイスシールドを着用する必要があります。
•ステージまたはパフォーマンスエリアは仕切られている必要があり、観客はステージから少なくとも2メートル離れている必要があります。
•イベント参加者またはスピーカーは、常にフェイスシールドを着用する必要があります。
•常連客は、必要のない限り、大声を上げたり、会場を歩き回ったりしてはいけません。
•食べ物や飲み物の共有が避けられない場合、テーブルにいる全員に個別のサービングスプーンまたはグラスを提供する必要があります。
•トイレは30〜60分ごとに掃除する必要があります。
•すべてのテーブル、椅子、頻繁に触れる面は定期的に掃除する必要があります。
•大勢の人々を魅了するスポーツの試合や競技会は禁止されています。
•プールやダーツなどのビデオゲームやパブゲームは禁止されています。
•喫煙場所では、社会的距離をとる措置が守られなければなりません。
•サービス担当者や広報担当者は、お客様と一緒に座ることはできません。
かなり厳しい内容ですよね。
気になるのは「ステージまたはパフォーマンスエリアには仕切りが必要で、観客席から2メートル以上離れていなければならない」点。大箱のゴーゴー以外は無理でしょう。
また、「観客が席に着くのを待ち…」や「飲食のみ許可」という点からも、隣に座って接客するのはNGなのではないかととれます。
ゲームやスポーツ観戦禁止だとバービアなんかもしんどいはず。
カラオケでお客が歌うこともNGっぽいです。
そもそも最初の記事で営業再開を話合ったエンターテインメント業者は文脈からは「カオサンのミュージシャン」の団体である印象を受けます。今回、主に営業再開が見込まれるのはライブバーが中心になっているイメージです。
まあ、あくまで健全な観光だけおKってことなんでしょう。
今回はホントに手厳しいなあ。
もっとも、これはまだ決まったことではなく、今後も情報を注視していく必要がありそうです。