ひさびさにドラマレビューです。
3月以来、相変わらず引きこもってますので、タイねたもなかなかもちませんw
『アンサング・シンデレラ~病院薬剤師の処方箋~』。
ご存じの通り、4月からオンエア予定だったのが、コロナの影響で3か月遅れでスター
トしました。コロナのせいでロケで使用する予定だった病院が使えなくなったり、
主要キャストの一人、清原翔が脳出血で急遽降板になるなど(代役は成田凌)、
かなり、波乱があった作品です。
視聴率は初回が10.2%、2回目以降はひとケタに転落したものの、4話で再び10.6%
と、ふたケタに帰り咲きました。
レビューを見てみると、主人公の石原さとみ演じる薬剤師の葵みどりの「患者一人一人
の声に耳を傾ける」という仕事に対する姿勢が現実離れしているという、医療関係者な
どからのツッコミが激しいようです。
「現実離れしている」「仕事をしていない」という意見がある一方で、
「リアルの薬剤師には出来ないことだからこそ、感動した」という意見も多々あって、
毀誉褒貶相半ばしているという感じです。
僕は個人的にはあまり面白くもないかなあと思います。
「ウザい」って思っちゃう人の気持ちもわかります。
こういう〝理想的な〟医療の現場って、ドラマではさんざん見てますし。
ただでさえ、医療モノが溢れた前クールで嫌になっているところへ、
コロナ騒ぎだったり、個人的な持病だったりのおかげで病院が日常の一部なんです。
いいかげん、病院から解放してほしいところ。
ただ、石原さとみは嫌いじゃないのでねえ。頑張ってほしいんですが。
どうも、最近の彼女の周りの空気がちょっとおかしい気がします。
このドラマがスタートする直前に文春に出たワイド記事なんですが、
『石原さとみが死守した2つのスタイル』という記事がありました。
撮影自粛期間中に彼女が〝体型を維持すること〟〝体調の管理〟の二つについて、神経
質といってもいいほど気をつけていた──。という内容なのですが、それってオトナと
してフツーのことじゃないの?といった内容だったのです。
そこまで、一生懸命持ち上げてあげなきゃいけないようなモチベーションなんでしょう
か。
「石原さんは18年に動画配信サイト『SHOWROOM』の前田裕二氏との熱愛が発覚しま
した。熱愛は彼女の人気には関係ないと事務所も本人も、当時は気にしていませんでし
たが、それ以来、すべての数字がパッとしないというのが実情です。もしかすると、本
人は危機感を感じているのかも」(芸能ライター)
個人的には、前作『Heaven?〜ご苦楽レストラン〜』もその前の『高嶺の花』も結構
好きだっただけに、今作はもったいない気がしてしまうのです。