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『ゴーゴーバーの経営人類学』を読む Reboot(11) ~〝あれ〟のお値段とゴゴ嬢の収入~


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パッポン『Glamour』(タズヤンTVよりhttps://www.youtube.com/watch?v=xjENLDWlPoA&has_verified=1

 

 

〝あれ〟をするいはいくら?相場とぼったくり注意‼

前に何度も書いていますが、オフをしたあとにバーガールと客が何をするかは自由、両者の話し合いによって決められます。お金と引き換えにすることをする場合の支払額も建前としては両者の交渉によるものとなっています。

しかし、この金額には常に暗黙ではありますが一定の相場があります。ショートの場合で1000~2000バーツ、ロング(基本的には朝まで)では2000~3000バーツ程度です(当時の価格。現在はもっと上がっています)。

スクンビットの現在の相場はわかりませんが、パタヤの場合、ショート2000~3000、ロングで5000~6000といったところでしょうか。スクンビットはもう少し安いかも知れません。

※店でゴゴ嬢に聞くと、大体正しい相場を教えてくれますが、吹っ掛けてくる奴もいるのでご注意を。全盛期のパタヤ『Baccara』でショートの価格を聞いたら「5000」と言われたことがあります。

 

こうした相場は目安であり、相場を知らない客や場慣れしていない客には高い価格を要求することもあります。(↑ですね)傾向として、若く魅力的なダンサーは高額な報酬を得やすく、かつ多くの客をとることができます。

店外に出たバーガルは店に上前をはねられることなく、報酬を全額自分のものにできますが、同時に店からのサポートや保護もないというリスクと隣り合わせにいるのです。

 

ゴゴ嬢はどれだけオフされているのか 

著者のフィールドワークによると、スクンビットのゴーゴーに関する限り、オフしてくれる客に毎日恵まれているダンサーは少数派だといいます。

特に若くもなく魅力的でもない平凡なダンサーは月に10回もオフされていないそうです。

 

過去の調査でゴゴ嬢が2週間に連れ出される回数は下のグラフのようになりますが、その結果多くのバーガールの収入は驚くほど高額にはなりません。同調査によると、1か月の収入は最多で123175バーツ、最小で3000バーツ、中央値は20000バーツとなっています。

01年の非農業労働者の平均賃金が7500バーツなので、平均としては悪くはないのでしょうが、稼ぎがかたぎの仕事以下の人もけっこういるのです。リスクを考えると割りに合うとは言えません。

 

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2週間あたりのオフ回数(Steinfattのサーベイ調査より作成 '92)

   

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ゴゴ嬢の収入と家計

著者が出会ったバーガールたちもやはり月収10000~20000バーツと思われるケースが多かったようですが、収入が不安定なことに加え、客からのプレゼントや奢りなどが曖昧で、「バーガール本人も自らの収入を正確に把握していることはあまりない」と書いています。

それゆえにバーガールの家計は月あたりの収入額というよりも、給料日や家賃の支払い日に手持ちがいくらか、という〝どんぶり勘定〟になりがちだと著者は指摘しています。

ノルマ不達成や遅刻のペナルティで固定給がほとんどなくなり、オフもほぼとれていないという状況では月収が5000バーツに満たないケースも多々あります。ただ、そういったどん底の状況だけがコンスタントに続くことも少ないのです。それは、1人顧客をつかまえられれば数千バーツの収入につながるからです。

だからバーガール同士で助け合う仲間がいれば、無収入の月があっても何とか耐えられるようです。もっとも、それが半年~1年も続くとキツそうですが、一定の期間、生活の破綻だけは免れられるようです。

 

身内に優しいタイ女性らしいなあと思います。

お客にもそれぐらい優しいといいんですがw

次回より新章です!