ひさしぶりにタイ入国事情をまとめます。
前回は消えちゃいましたねwその記事だけ書き直していません。
前回、10月1日からプーケットを開けるということ、入国にあたっては14日間の隔離ほかの条件があり、長期滞在者でなければエントリーできない内容であることなどをお知らせしたかと思いますが、結論から先に言いますとそこから大きな進捗はありません。
ただ、10月1日の〝開国〟目前に、いろいろ動きが出てきたので、簡単に。
さてさて、長期滞在でない一般の観光客にはまったく恩恵のないプーケット開放ですが、それでも2000人以上の希望者が殺到しているようです。
「日本からも」と記事にはありますが、主流はヨーロッパのファラン勢のようです。
やつら、休みだけは長いからなあ。
でも、そんなんでは瀕死の夜の街には大した恩恵はないと思われます。
「14日間隔離」を前提とした観光が無茶なことを当局も自覚しているのか、「隔離中もMPはOK」という奇策を講じたりもしています。
「マッサージやスパを訪れる外国人観光客は、感染対策のため、タイの顧客からは厳しく隔離されます」って言ってるけど、外国人の相手をする嬢はどうなんでしょうか?
厳しく隔離されちゃうんでしょうか?でも、そうでなきゃ隔離の意味がなくなりますよねえ。
まあ、プーケットの開放はテストケースであり、それが順調に行けば隔離期間を短くするなど、条件を緩めていく旨を当局は言っているようです。
われわれとしては、大人しく見守るしかないんですけど、鎖国で経済を人質にして感染者ゼロをキープしようとする姿勢がいかがなものかという気はします。
やはり、コロナって慣れが必要で、生活を重視するなら、多少の感染者は仕方がないような。
その一方で、コロナ禍による特別措置として26日までビザの延長が認められていた外国人に新たなビザの取得か出国を求める声明が出されました。
現在ノービザで滞在する外国人は15万人いるといわれ、その全員が27日以降はオーバーステイとなり、処罰の対象になるというのです。これにより、パタヤなどの〝沈没ファラン〟が一掃される危機となりました。
この騒ぎでパタヤのバービアにはますます閑古鳥が鳴くこととなり、一部では「ボランティアビザなら簡単に取れる」という噂がでるなど、いろいろあったようですが、
結局、当局はさらなる特別措置の延長を発表したようです。イミグレに殺到した外国人たちをさばききれなかったとか。正直に焦って出国しちゃった人が馬鹿を見た結果となりました。
そしてもう一つ動きが。
当局は〝新たに入国を許可する6つのグループ〟として、新たな入国基準を発表したのです。
これによると、①サイクリング選手②タイ国際航空乗務員③ノンイミグラントビザ所持者のビジネスマン(要50万バーツ・過去6か月の預金)④特別観光ビザ所持者⑤リスクの低い国(日本含む)のAPEC Travel Business Card所持者⑥短期・長期滞在の希望者(要50万バーツ・過去6か月の預金) が入国を許可される、とあります。
正直、あんまり関係ないっすねえ。③のノンイミグラントビザ、というとリタイアメントビザも含まれるので該当する人も多いかも知れません。でも〝ビジネスマン〟とあるのが謎ではあります。
④の特別観光ビザってなんだろう?
⑥で短期滞在希望者もOKになっているのが多少気になります。預金は日本国内のでもいいんですよね?
でも、いずれにせよ14日間の隔離があるっていうのが無理。
半月隔離されていたら、それ、短期滞在じゃないじゃん。
…ってことで、まだまだ現時点では僕にとってはタイ入国への道のりは遠いようです。
SNSで聞く現地情報では、ナナプラザでも開いているゴーゴーは5~6軒、ソイカは風前の灯、なんて話も聞くのでとっても心配です。今すぐにでも飛んで行きたい気持ちなのですが。
現時点での開国プログラムがつつがなく実現するのを見守るしかありません。
反政府デモなんかも気になります。