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伊藤健太郎、再起はやはり前途多難。


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惡の華』より

 

 

29日にバイクの男女をひき逃げしたとして逮捕された俳優の伊藤健太郎(23)。容疑を認め、30日に釈放されています。湾岸署の前に集結した報道陣のフラッシュの嵐を浴びながら、事故の被害者に対しては「一生かけて償っていきたいと思っています」と、深々と頭を下げました。

 

伊藤の〝償い〟はこれからですがが、その先行きはあまり明るいものではなさそうです。昨年から『今日から俺は!』『スカーレット』で本格的にブレイクを果たし、今年下半期公開の映画出演6本、CM契約14社、12月には座長公演での舞台も予定されていました。まさに今年は彼の〝飛躍の一年〟となるはずだったのです。それが一瞬にして暗転してしまいました。

 

ひき逃げしたことへの法的なペナルティですが、過去にひき逃げ事故を起こした芸能人の例を見ると、不起訴から実刑まで実にさまざまです。伊藤の場合、ひき逃げではありますが、現場に戻ってもいるし、被害者との示談の具合にもよりますが、実刑となる可能性は少ないのではないでしょうか。

 

 

それよりも、問題なのは数億円とも言われている仕事関係の損害賠償です。伊藤は人気に火が付いて忙しくなった時期だったため、関係先は多岐にわたります。

とくに14社あったというCMの損害賠償はどうなっているのでしょうか。

芸能レポーターに聞いてみました。

 

「中でも気になるのは、大手食品会社が全国的に展開するキャンペーンに彼を起用していた点です。全国キャンペーンには小売店向けに配布するPOPや印刷物が多く準備されますが、そうした販促物を作りなおす費用が実は非常に大きい。過去に5億の賠償金を支払ったと言われるベッキーのケースでも関西の携帯会社がキャンペーンに起用していたため、多額の賠償金を計上することになりました。もちろんCMを撮りなおす場合にはその経費も請求されます。こうした場合の賠償額はギャラをはるかに上回って億単位になる場合も少なくないのです」

 

CMに関わる損害賠償は、よく聞く違約金よりも実際に損害が出てそれを埋めるさいにかかった経費を請求する、つまり請求書の派生するものに関して支払うことが多いそうです。だから「本来ならばこれだけ売れるはずだった」というような損害は計上できないとのこと。

 

 さらに、まだ発表されてはいなくても、すでにCMは撮影済みだという場合もあります。伊藤はすでに某大手化粧品会社のCMを撮り終えていたという話もあり、その場合撮り直しにかかる経費は請求されることになります。

 

 

映画やドラマはどうなのか?伊藤が出演した映画のうち、現在公開中のものは上映中止とはならず、また公開予定のものも修正なしで公開されるようです。

DVD化にあたっての損害が出る可能性はありますが、そこまで請求されたケースは過去にはないようです。

 

ドラマは「教場2」などがあります。撮り直しとなった場合はその経費は請求されることになるようです。最近では沢尻エリカNHK大河の撮り直しで億単位の撮り直しの経費を請求された例があります。

 

さらに舞台の場合は代役を立てて予定通り公演が行われた場合は賠償請求はなさそうです。しかし、もし公演中止ということにでもなれば、劇場のキャンセル料が億単位でかかるといいます。

 

このように現時点ではまだきっちりと数字は出ませんが、CMでの損害が大きくなりそうなことから、数億円だと言われているようです。

 

 

伊藤の今後の芸能活動に復帰する上で、もう一つ問題なのは所属事務所の件だと言われています。前出の芸能リポーターの話。

 

「復帰の見通しですが、裁判の結果が影響するのはもちろん、伊藤の場合は所属事務所の問題が大きなネックになりそうに思います。彼は9月にデビュー当時に所属していた事務所Aに復帰しています。現時点での仕事は事務所Bに所属していたときのもので、ギャラはそちらに振り込まれているので、損害賠償は事務所Bに支払い義務が生じます。

しかし、規模の小さい事務所Bに数億もの賠償金はあまりに大きい。経営の根幹を揺るがす事態です。そこで事件当時の管理責任者である事務所Aに損害賠償を求めることが予想できます。事務所Aとしても、それほど大きな事務所ではないので、ダメージは大きいですから、言われるままには払わないでしょう。泥沼の裁判沙汰に発展する可能性があります。どうも各方面に迷惑がかかることになりそうな予感がしますね」

 

また、現在の事務所Aはいわゆる芸能事務所ではなく、モデル事務所であることも伊藤の立場を不利にしているといいます。

 

「大手芸能事務所だと、他のタレントをブッキングするような形で損害の穴埋めに貢献できますが、事務所Aではそれもできないでしょう。また、大きな事務所であれば、賠償金を肩代わりすることも可能です。小出恵介のケースでは最終的にアミューズが肩代わりをしましたが、伊藤の場合は自分がかぶらなければならないでしょう。自腹で数億の賠償金を払ったといわれるベッキーとは違って、売れたばかりの伊藤にそんなお金があるとは思えません。このお金の問題が解決しない限り、復帰は難しいのでは。もし自己破産とでもいうことになれば、社会的な信用を裏切ったということで、永久に復帰はないでしょう」(前出)

 

ひき逃げ事故がきっかけで、態度が悪いとか先輩に挨拶をしないとか、溝に落ちた犬叩かれまくりの体の伊藤。すでにイメージはさんざんなのに、それ以前の理由で復帰が危ぶまれているようなのです。