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あちら側とこちら側を分けてしまったものはきっと些細なことだったのだと思う。


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イメージ画像。実際はもっとひどい絵面だったはず。


 

 

酔った女性にわいせつ行為を働いて逮捕された男は25歳のエリート銀行員だった。

 

逮捕されたのは東京都品川区のみずほ銀行行員、A(25)。警視庁によるとAは7日午前6時ごろ、JR大井町駅近くの路上で酒に酔っていた女性の下半身を触るなどした疑いだという。

 

「Aは酔って歩いていた女性に『大丈夫ですか』と声をかけ、阪急大井町ガーデン内のベンチに無理やり座らせました。そして介抱するふりをして女性のマスクをずらして口移しでお茶を飲ませ、その流れで身体を触ったようです」(全国紙社会部記者)

 

アルコールで身体がいうことを聞かない状態で知らない男に好き放題にされるという想像するだけでも不快な状況。だが、被害者にとってまだしも救いだったのは、そのとき、たまたま交際相手が彼女に電話をかけてきていたことだった。

 

「電話越しに女性の悲鳴を聞いた交際相手の男性が、慌てて駅付近を捜し回ったところ、運よくA が女性を襲っているところを発見、捕まえて交番に連れて行ったそうです」(同前)

 

Aによれば「酔ってふらふら歩いている好みの女性の身体を触った」と、容疑を認めているようだ。わいせつ行為に及んでいるまさにその現場で首根っこを掴まれたのだから弁解のしようもなかっただろう。

 

Aはいわゆる〝MARCH〟出身。有名コンサルティング会社のインターンを2年間勤め、今年の春にみずほ銀行に就職している。学生時代から周囲には「将来は金融業界で働きたい」と言っていたという。長年の夢が叶った矢先に取り返しのつかないあやまちを冒してしまった。

 

「Aは高校ではサッカー部でキーパーをやっていたスポーツマン。背が高く、顔もまあまあ。キャラも明るかったのでフツーにモテてもおかしくないタイプ。学生法律相談室という法律サークルに所属していて法学部の新入生相手に『自分を守るために〝法〟を知ろう』という講演をやったこともあります」(学生時代の知人)

 

夢に向かって着実に努力を重ね、ようやく念願のキャリアへのスタートラインに立つことが出来た矢先の落とし穴。たとえ法を知っていても、それ犯した者まで法は守ってくれない。

 

 

先日書いたネット記事の原稿です。オトナの事情でボツになったので、こちらに掲載しました。各社の報道ではAは実名でばっちり出てしまっています。

今回、とくに取り上げたのは若い頃の自分だったら、もしかしたらこれぐらいやっちゃったかも、という危うさを感じてしまったからです。実際、これぐらい(これぐらい、という言い方もいけないですね)やっちゃってる人、けっこういるんじゃないでしょうか。周囲には絶対に言えないですけど。

 

25歳といえば、〝穴があったら入れたい〟年頃。合意の上で入れる方法はいくらでもありますし、何ら難しいことではありません。お金がまったくなければ、手段は限られてきますが、Aクンはお金は持っていたに違いありません。

でも、お金で解決できるそれでは何かが足りないときって、あるんです。理性が働いているうちはいいんですけど、何かの拍子で理性のタガが外れてしまうシチュエーションになったりしたら……たぶん、なんでもやっちゃうんですよね。

とはいえ、もちろんあからさまな暴力に及ぶのはハードルが高いです。そこまでしてやっちゃう人はきわめて少数派でしょう。でも、弱った相手に強引なナンパ(というか、もはやそれも強制わいせつなんですが)を試みることはわりと誰しも出来てしまうのではないでしょうか。

 

もちろん、現在は僕はオトナなので、発覚したときに失うものの大きさは想像がつくし、そこまで性欲もないし、なによりEDですから、そんなことはしません。

Aクンだって、思わず好みの女性が無防備な状態で目の前に落ちていたからハアハアなってしまったんでしょうけど、そこで一瞬でも頭がクリアになれば、どれだけリスクの高い賭けに乗りかけているかは自覚できたのではないかと。

 

僕も、若い時はやっぱりやけに血が騒ぐ夜ってあって、そんなときは酔っぱらって物欲しげにネオン街をふらふらしていたものです。もし、そんなときに前後不覚になった好みの女性が一人でよろよろしていたら……。想像するだけでも恐ろしい。

実際、大学の先輩二人が酔っぱらって下宿のマンションに帰ってきたら、エントランスに女性が倒れていたのでやってしまった、なんて話も聞いたことがあります。

もちろん、被害者がいる話ですのでAクンの不運を取り立てて主張するのもナニですけど、人生が一気に暗転してしまう〝落とし穴〟は、そこここにあるんだなあと思った次第です。