元Pin-up嬢ですが、相変わらずLINEでのやりとりは続いています。
しょせんgoogle翻訳頼みなので、複雑なやりとりはできません。あいさつに毛が生えた程度のものです。
ふだんは言葉数もさほど多くはない彼女ですが、ときどき突如としてめっちゃしゃべる(LINE上でですが)ことがあります。物欲に駆られているときです。
ふだんのキミはどこへ行ったの?と言いたくなるぐらい、マシンガンのようにメッセージが飛んで来ます。いちいち答えている暇さえありません。
前回は「引っ越したい」といって月毎の送金額を大きく超える金額を要求してきました。店が遠いと言うのですが、彼女はほんの3か月前ぐらいに引っ越したばかりのはずだし、バイクも持っているはずなので僕は却下しました。ここまでが前回。
その後、結局11月ぶんの送金を前貸しするという形で手を打つことになりました。
しかし、それから1週間ほどして、荷物をまとめたらしい写真だけよこして彼女は消息を絶つのです。
こちらから、メッセージを送ってもなしのつぶてです。
もしかしたら、この写真は「荷物をまとめて出ていく→縁を切る」という謎解きなのか?なんて考えたりもしました。すると3日後、突然メッセージが来たのです。
「携帯が壊れました」
「私は引っ越しました」
「私の電話は壊れています。修理 ゲームストアで遊ぶ」
どうしたの?と聞く間もなく立て続けに入るメッセージ。これは…もしかすると…。
「私の電話は壊れています 買うお金がない」
来た、やっぱりこれは。
「私は部屋を開くためのすべてのお金を持っています」
「電話料金は1500ですが、お金がありません」
そう、でもお金を送ったばかりでしょ。
「はい、電話はすでに修理されています、しかし、私は得るお金がありません」
知るか。
生活が楽でないであろうことは承知してますが、だったら引っ越しなんかしなきゃいいという話です。その後も彼女はやいやい言ってきましたが、僕は却下。気まずい流れで会話は終わりました。
しかし、その次の日には彼女はケロッと何事もなかったかのようにメッセージを寄越すのでした。なんなんだか。
こんな感じでふと思い立ったように、彼女の送金要求は炸裂します。
あるときはタトゥーを入れたいと言い出したり
タトゥーはいいんだけど胸元はないでしょ
また、あるときは犬が欲しいと言い出したり。
(猫、飼ってなかったっけ?)
彼女のほうもいい加減に僕はこれ以上お金は送らないと分かっているので、暗にねだるような感じでくるのですが、僕はそのたびに断固として却下しました。
最近では新年にお父さんにスマホを贈るのだと言って写真を見せてきました。
僕は「へえ~、いいね💛」とスルーしました。彼女もそれ以上はツッコんでこなくなりました。
クリスマスには何かプレゼントしようかな……(なんだそりゃ)。