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マッチングアプリとデートレイプドラッグ


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Jメールより(本文とは関係ありません)

 


 

こんな事件が先週報じられていました。

 

千葉県警捜査1課と習志野署は25日、わいせつ略取と監禁、準強制性交の疑いで住所不定の無職・丹野遼太郎容疑者(29)と同・高橋良太容疑者(29)の二人を逮捕した。両容疑者はマッチングアプリで知り合った女性に睡眠導入剤を飲ませて性的暴行を加えた疑い。調べに対して高橋容疑者は容疑を認めているものの、丹野容疑者は「弁護士が来るまで話せない」と黙秘している。

 

「事件が起きたのは9月4日の夜。高橋容疑者がマッチングアプリで知り合った20代女性に居酒屋で二日酔防止のドリンクに睡眠導入剤を入れたものを飲ませました。ぐったりして動けなくなった女性を船橋市内の丹野容疑者のマンションへ連れ込み、さらに酒を飲ませて昏睡させて性的暴行を加えていました。その後、昏睡状態の女性を自宅まで送り届けていたため、女性は被害に気付かなかったといいます。10月上旬に別の強制性交で二人が逮捕されたことから、今回の事件も発覚しました。二人は中学の同級生だったようです」(全国紙社会部記者)

 

なお10月の事件では丹野容疑者は強制性交で、高橋容疑者は同ほう助罪で起訴済み。警察は他にも10人ほどの被害者がいると見て調べを進めているといいます。

 

 

この事件で気になるキーワードは2点。〝マッチングアプリ〟と〝デートレイプドラッグ〟です。

マッチングアプリが関わる犯罪はちょいちょい耳にします。似たような事件だと昨年、三菱UFJ銀行の元行員がマッチングアプリで知り合った20代女性に薬を盛ってホテルに連れ込んだかどでお縄になっています。この男も余罪が何件かあったようです。

今週はこの事件をちょっと調べていたのですが、そこでふと気づいたことがあります。

マッチングアプリと出会い系って違うらしい。 知ってました?

もちろん僕は同じだと思っていましたw 上記のUFJ銀行員の事件を報じた記事にも〝出会い系アプリ〟って書いてあったし。どっちやねんw

 

〝援交〟〝サクラ〟〝援デリ〟等々ネガティブイメージの巣窟だった出会い系サイトがもっとも流行ったのは90年代後半から00年ぐらいだと言われています。僕の記憶だと90年代半ばぐらいまでは、わりと普通の女のコにも出会えていたのですが、サクラを使って利用者からカネを搾り取る悪質な業者が蔓延した結果、ほとんど使えないものになっていたように思います。しかし、08年から出会い系サイト規制法が施行され、年齢確認などが厳しくなった結果、従来の出会い系サイトはほぼ壊滅したんだそうです。

現在あるのはほとんどがそれ以降に出来たマッチングアプリなんだとか。でも、覗いてみればわかるけど中身はかつての出会い系とほぼほぼ変わらないアプリも多々あります。

当然ながら事件も殺人や結婚詐欺、デートレイプなど多々起こっています。でも発生割合としては出会い系よりも全然低いんじゃないでしょうか。

 

 

〝デートレイプドラッグ〟が世間で認知されてきたのはここ3~4年のことではないかと思います。この薬の特徴はアルコールなどと併用することで記憶が混乱して、被害者が犯行に会ったことに気付かないケースが多々あるということです。

今回の事件でも、犯人は犯行後に被害者に服を着せて自宅まで送って行ったので、被害者は犯行に気付いていなかったらしい。記憶がプッツリと途切れていることは分かるものの、その間の記憶がないというのです。記憶がないがゆえに、相手を訴えようにも何をどうされたのかが分からないため、〝デートレイプドラッグ〟が認知される前は泣き寝入りせざるを得なかったケースも多かったそうです。

 

出会い系…もとい、マッチングアプリで知り合った相手なんて、クスリを盛るのには絶好の相手なんでしょうね。何かあったら捨てて行けばいいんだし。

まあ、意識がない相手といたして何が楽しいんだろうという疑問はありますが。EDの身としては、そんな元気があって羨ましいです。