元Pin-up嬢とは相変わらずLINEでのやりとりが続いています。
ほぼ毎日です。「おはよう」とか「おやすみ」とか、挨拶がほとんど。
ときどき「あなたがいなくて寂しい」とくるので、「僕もあなたがいなくて寂しいです」と返します。まあ、礼儀として。昔だったら、こういうの、ガン無視していたんですけどw
よく「今日本は何時ですか?」と聞いてきます。時差2時間というのが理解できないみたいです。頭、悪いのかな。
そんな感じで緩くて浅いやりとりがほとんどなんですけど、たまにスイッチが入るとマシンガンのようにメッセージを浴びせてきます。そう、お金の無心をするときです。
昨夜もひと悶着ありました。携帯が壊れている、というフリから話は始まりました。
あれ、たしか直したんじゃなかったっけ?と思いましたが、面倒なのでそこはツッコみません。
「新しい携帯が必要です。しかし支払いが多くてお金がありません」
買ってくれとは言わないところがなかなか狡猾です。こちらが「じゃあお金を送るよ」と自発的に言い出すのを待っているのです。当然僕はスルーします。
「新しい携帯が買えるように頑張ってください」
それでも彼女はめげません。
「必要なものを支払うと私にはお金がありません」
だからー。
「お金がないときは我慢しなければなりません」
それでも、まだ食い下がってきます。さすがに新品はあきらめたのか、
「私にはお金がないので中古品を買うこともできません」「1500とか2000」
「私にはお金がありません」
と、たたみかけてきます。さらに、
「携帯がこわれたらあなたと連絡が取れません」
と送ってきたのでこちらも、
「寂しいけど仕方がありません」と、返します。
1000や2000ぐらい出しちゃったほうが話は早いのですが、ここで折れると何か大きなものを失ってしまう気がするので、僕も意地になってます。
すると、
「お金がありません」
「あなたと連絡が取れない、寂しい」
「私にはお金がありません」
壊れたテープレコーダーのようになってしまいました。
それにしても、もう少しボキャブラリーなんとかならんか。日本語なら仕方ないけど、原文はタイ語ですからね。
キリがないので、無視して寝ることにしました。彼女もあきらめたようで、やがてプッツリとメッセージを送って来なくなりました。
しばらくしてLINEを見返してみると、彼女のメッセージのうちカネの催促にまつわる部分だけメッセージが消されています。
前もあったんだよなあ、これ。何だか彼女の意思とは関係なのない〝何か〟がメッセージを送って来たみたいで気持ち悪いです。実際別人みたいだしなあ。
翌日、彼女にそのことを聞いてみると、「携帯が壊れているから」といいます。
携帯が壊れていて、そんなこと起こるんでしょうか。
だって、それ以外のやりとりは残っているんですよ?
何か、怖いんですけどww