「昨年11月に文春の報道があってから、広尾界隈でみのさんの車を見かけることはなくなったんですけどね。年明けからまた見るようになりました」(取材スタッフ)
とある夕刻。晩御飯の買い物客でごった返す広尾の高級スーパーへ仲良く入って行くみのもんた(76)と女性の姿があった。寄り添うショートカットの美女は介護の人でもなければ娘でもない。みのの40歳下の〝恋人〟であるAさんだ。
店内ではみのが押すカートにAさんが野菜や果物などの食材を選んで入れていく。よたよたと歩くみのの足に合わせているためか、かなりのスローペースだ。のんびりと店内を回った二人はようやくレジへ。
買い物の量が多いせいで会計にもけっこうな時間がかかる。何せここは高級スーパーなのでレジで店員が丁寧に一品ずつ梱包してくれるので、なおさらだ。みのは店員が袋詰めする様子をのんびりと眺め、Aさんはスマホをいじっている。そして、お会計が終わると、手ぶらのAさんの後からついていく格好でみのが紙袋を二つとも両手に提げて店を出たのだった。
この〝年下恋人〟A子さんの存在をすっぱ抜いたのは文春の昨年12月3日号。銀座のホステスだったA子さんとみのが12年頃出会い、一目ぼれしたみのはA子さん目当てに店に通うようになったといいます。やがて店の外でも頻繁に会うようになり、3年ほど前に介護士の資格を取ったA子さんは店を辞め、パートで介護の仕事をしながらみのの面倒を見るようになったそうです。
みのはA子さんと再婚したかったが、子供たちが反対。そんなみのに見切りをつけ、手切れ金代わりに現在A子さんが住む港区の1億5千万円のマンションをもらったとのことでした。
しかし、一度は別れる決心をしたものの寂しいみのは復縁を懇願、それに対してA子さんは再婚するか奥さん並みの遺産を残すかの条件をつけた──。
そして現在に至る、というわけらしいのですが、この〝条件〟に関しては文春の取材に対し、みのは否定しています。
全盛期にはレギュラー番組16本、年収は6億と言われ夜の銀座でも「帝王」と呼ばれたみのさんですが、現在はローカルの早朝番組1本を持つのみ。持病の糖尿病に加え、パーキンソン病も発症したと言われています。
昨年12月のFRIDAYの直撃にはA子さんとの再婚について、
「年があまりにも離れすぎているからね。僕はあと3年で80歳だから。いいお付き合いをしていければな、とは思ってますよ。彼女の人生を応援したいですね」
と答えていました。
全盛期から見れば寂しく感じてしまうが、当人は〝最後の恋〟も楽しみつつ悠々自適の日々なのかも知れません。