60分のヌキなしマッサージのみのコースを選んで個室で待っていると現れたのはなぜかAKBコスをしたチャイナガールでした。
「初めましてー。トモちんデース」
源氏名までかい。しかも、まったくトモちんに似ていないんですけど。
丸顔で今で言えばYOASONIのIkura似。けっこう大柄でチェックのミニスカからすらりと白い脚が伸びています。
さっそくうつ伏せの体勢からマッサージをしてもらいます。腕前はまあまあ。中の中といったところで気持ちいいといえば気持ちいいです。フツーのマッサージですけどね。
肩や首回りをやるときは僕の腰のあたりに跨ります。僕の恰好は店から借りた短パン一丁なので背中に直にトモちんのスカートの中の生尻とアソコの感触が。
ガチマッサージとはいえ、そのぐらいのサービスはわりとあります。
しかし、仰向けの体勢になり足の先から上の方へ徐々に上がってくると、何だかちょっと雰囲気が変わってきました。
腿を指圧される振動で僕のリトルはうっすらと芯が入った状態になっていました。それを察したのかトモちん、かなり激しめに振動を加えます。すると、リトルはそじょじれに反応して徐々に鎌首をもたげ始めました。
するとトモちん、やおら体勢を崩して僕の顔のほうへとにじり寄り、耳元でコソッと囁いたのです。
「気持ちイイこと……スル?」
突然の展開ですが、こういうの、たまにあります。プラスいくらでヌイてくれるというやつ。イケそうだと見れば火事場泥棒的にギャラアップを狙うのは彼女らの常套手段とも言えます。これは屈するわけにはいきません。
「いや~、やめとくわ」
すると、トモちんは僕の耳に熱い息を吹きかけつつ、こんなことを囁くのです。
「お金、いらない。………お兄さん、いいオトコ」
そして彼女のその細く長い指先は僕の大事な部分をいやらしく撫でまわすのでした。
ハイ。気持ちよくしていただきました。
そりゃあ、断れんでしょ。
そして僕は翌週からトモちん、もといリーのいるその店通いつめることになるのでした。
(つづく)