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ナンのはなし。 (1)


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森下千里さま。

 

 

僕が初めてR3にハマったのは05年夏のことでした。

トムボーイのウェイター、ヤムと意気投合したのがきっかけです。

その時分はゴーゴー熱もちょっと落ち着いて、以前のように無理くりペイバーしなくてもたらふく飲んで気分よくなればいいや、という遊び方に落ち着いていました。

当時の話はこちら

www.sergeant-gogo.com

 

たしか通い始めて何年かはR3は現在(もうないですけど)の3分の2程度の広さしかなく、女のコの数も全然いませんでした。

左隣の小さなハコがいつの間にか系列のバーになり、あまりに閑古鳥が鳴いていたのでぶち抜いて一軒のゴーゴーになったのですが、どのタイミングでそうなったのかはよく覚えていません。

 

当時のR3はステージに10人上がっていればいいほうで、入口からカーテンを開けて中を覗いていくお客さんも、ステージを見ては首を振って帰っていく人のほうが多数派でした。 

実際、僕も女のコは選べなかったです。たしかに1人、2人は可愛いコもいたのですが、いつもあっという間にペイバーされていなくなっていました。

 

だから、R3で最初に仲良くなったのはウェイトレスのおばちゃんたちでした。

R3に通い始めて1年ほどでヤムはいなくなり、ゴイやノイなど僕と仲の良かったウェイトレスもいたりいなかったりでしたが、全然寂しくはなりませんでした。

寄ってくるおばちゃんたちに片っ端から飲ませていたので、僕はいつでも人気者でした。そんな人気もいかがなものかとは思いますけど。

すると、おこぼれにあずかろうとゴゴ嬢もやってきます。しかし、僕がえんえんビールを飲んでばかりで、ペイバーしそうにないのが分かると多少なりとも自分の容姿に自信があるコは早々にいなくなりました。

ずっと僕のテーブルで飲んでいるのは、おばちゃんとその日のペイバーをあきらめた〝選べない〟コたちです。そんな中にいつの間にかナンは顔を見せるようになりました。

 

ナンはややしゃくれ気味ではありましたが、ブスではありません。どことなく森下千里に似た雰囲気があって、森下千里好きだった僕はけっこうタイプでした。

長身でスレンダーではありますが、胸は釣鐘型でボリュームがありました。

黒のガーターベルト付きストッキングがめちゃめちゃ似合っていました。

売れっ子のコたちと比べると地味ですが、お客がまったくつかない感じではありません。

 

そんなコが僕とおばちゃんたちがバカ飲みしている席の隅っこのほうにひっそりといるのです。酒好きの嬢はたまに来て飲んでいくやつもいますが、酒好きという感じでもありません。

 

いつの間にか僕はそんな彼女が気になっていました。

(続く)