気になるニュースを見ました。
やしきたかじんの未亡人が華原朋美のマネージャーになったものの、金銭問題から1ヵ月でクビになったというのです。
記事によれば、やしき未亡人は「有名人と動画制作をしている」というふれこみで今年１月から華原と仕事をすることになったそうです。しかし、何本か制作した動画の制作費用がかなり高かったこと、マンションの売却を勧めるなど、お金に関する不審な行動が絶えなかったことで不信感を抱いていたそうです。さらに、周囲の人からやしき未亡人の過去の噂を聞くに至って１ヵ月足らずで関係を断ったといいます。
その後も動画の再生に応じて支払われるはずのお金がまったく知らない人に振り込まれるというトラブルがあったとか。
やしき未亡人──家舗さくら氏は3やしきたかじんが亡くなる3か月前に３番目の妻となりました。歳の差は32歳。たかじんが亡くなるまでの闘病生活を傍らに寄り添って献身的に看護の日々を送ったと言われています。そのときのメモを元に作家の百田尚樹氏が『殉愛』として執筆し、話題になりました。
出版に際しては『金スマ』で２時間特番として取り上げられるなど「純愛ノンフィクション」としてもてはやされ、ベストセラーとなりました。しかし、売れてしまったがゆえにその内容にたいして疑問の声が上がり始めると、次々に〝美談〟の裏が明らかにされていったのです。
その最たるものはたかじん氏周囲からのものでした。とくに『殉愛』の中で悪く書かれていたたかじん氏長女とマネージャーからの反論は大きいものでした。
長女は生前からたかじん氏に金の無心を繰り返して絶縁されたうえに、さくら氏に対してたびたび誹謗中傷を繰り返したと、そしてマネージャーもさくら氏に暴言を吐いたり、会社の帳簿を操作したなどと書かれていました。
この『殉愛』の内容について長女とマネージャーは「自分たちには一切取材もせず、書かれた内容は事実無根」だと訴訟を起こす騒ぎとなったのです。
また、さくら氏の過去についても疑惑が浮上します。さくら氏には過去4回の結婚歴があったことです。そして、この事実は『殉愛』の中では一切触れられていなかったことも、『殉愛』の内容の信ぴょう性を疑わせるひとつの材料となりました（その後、百田氏はさくら氏の結婚歴にはあえてふれなかった反論）。
とくに４番目のイタリア人夫とは、さくら氏とたかじん氏が知り合ったとされている11年12月にも仲良く一緒にクリスマスを過ごしていたことが彼女自身のブログから判明したのです。さくら氏の過去のブログからは、ブランド好きで派手な生活を送っていたことも判明して『殉愛』の愛に一途な女性というイメージは地に堕ちました。
なぜ、僕が今回のニュースに反応したかというと、僕も当時知人の大人のパーティ主宰者からさくら氏の過去に関するネタを聞いていたからです。
「あのさくらっていう女、うちのパーティにいたことがあるんだよ。美人だったけどあからさまにカネのある男に媚びるんで女性陣からは嫌われてた。カネさえ持っていれ ばハゲおやじでも何でも見境なしだったね」
「以前は吉原のソープにいたって言っていた。そこそこ売れっ子だったらしくて風俗情報誌にも載ったことがあるはずだよ」
本当ならまあまあのスクープでしたが、当時の僕は出来るだけ働きたくない人だったので面倒くさくて放置してしまいました。裏はまったくとっていないので真偽のほどはわかりません。ネタ元の人、けっこう話を盛る人だし。
結局『殉愛』を巡る裁判はことごとくさくら・百田氏側の敗訴なったようで、出版差し止めにこそならなかったものの、数百万の賠償金の支払いを命じられました。『殉愛』映画化の話も流れたようです。
しかし、たかじん氏の６億超と言われた遺産のうち２億６千万円ほどはさくら氏が手にしたと言われています。当初、長女には一銭も払われなかったようです。彼女が〝後妻業〟ではないかと言われるゆえんでもあります。
それだけでなく、たかじん氏は遺産のうちの３億ほどを大阪府や母校に寄付するように遺言していたそうですが、さくら氏は遺贈先に寄付の辞退を迫っていました。
これはさくら氏の思惑通りにはならず、無事に寄付されたようです。
今回、華原朋美に近づいたのは過去に大ヒット曲を持つ彼女の歌唱印税を狙ったのではないかと言われています。
さくら氏はたかじん氏の遺産2億6千万だけでなく、その楽曲に関する権利も手にしていると言われているのに、まだお金が必要なのでしょうか。噂では華原のもとをクビになった後は手越祐也に接近しているとも言われています。
つくづくすげー女だなあと。底知れない闇を感じてしまうのは僕だけでしょうか。
