すでにSNSなどで話題になっておりますが、待ちに待った開国へついにタイ政府が動き出したようです。
思えば昨年のGWから、もう開くぞもう開くぞ的な記事を量産してきた私ですが、結果その希望はことごとく打ち砕かれてきました。開くぞ開くぞ詐欺のそしりを受けてもいたしかたないレベルです。
現状では14日間の隔離に耐えれば観光での入国も可能ですが、普通に働いている人が行くにはまだハードルが高い。しかし、その条件が大幅に緩和される見通しが出てきたようなのです。
まず4月1日から緩和された点は次のとおり。
①隔離期間が14日から10日に短縮(変異株のあるアフリカ11か国以外)
②プーケット、パタヤ、チェンマイ、クラビ、パンガーの5地域(サムイも含まれるという報道もあり)でワクチン接種者に対して隔離期間を7日間に短縮。
③隔離期間中、4日目以降は宿泊施設内でプールやフィットネスジムや屋外での運動が許可される(対象地域が限定されるという話もあり)。
まず、地域限定でワクチン接種者の隔離期間を7日間に短縮し、7月1日にはプーケットでワクチン接種者は隔離なしでの入国を目指すというのです。
これは少し前に提唱されたサンドボックスモデルというもので、ワクチン接種が進んで集団免疫をえている二つの国(地域)間での人の行き来を自由化するという計画。
隔離なしで入国を許可された人は7日間は当該県内のみにて行動しなければなりませんが、7日以降は県外へ行くこともできます。ただし位置情報アプリをインストールしなければなりません。
そして10月1日には、パタヤやチェンマイなど残りの5(サムイを入れると6)地域も隔離なし入国となる予定なのだそうです。また、バンコクを含めた残りの地域は来年1月以降の予定です。
同計画が実現化するためには、まずプーケットの住民の70%がワクチンを接種しなければならないとされています。
ちなみに4月1日現在のタイの100人あたりワクチン接種完了人数は0.01人。遅いといわれる日本の10分の1ほどとなっています。すでにこのあたり不安が募ります。
また、日本だってワクチン接種は遅々として進んでいませんし、ワクチンパスポート制度をこれから作る必要もあります。
しかし、すでに7月1日に向けてプーケットへの直行便の試験運転を計画している航空会社もあるそうです。
実現の可能性はわかりませんが、とにかく事態が動き始めた感触はありますね。
ただ、個人的に疑問はあります。隔離なしで各地域へ行くときって直行便じゃないといけないんですかね? 乗り継ぎありだとしても少なくとも飛行機での現地入りってことになるわけで、その場合パタヤへの直行便が出来ることになるんでしょうか?
パタヤが開くと言われている10月1日まではあと半年。これまで耐えて来た月日を思えば短いような気もします。でも、今後コロナがどうなるかは、まだまったく見通しが立っていないんですよね。当初思っていたのよりも全然終息しなくて現在に至っているわけで。
ともかく、まずは7月にプーケットが開くことを祈りましょう。
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