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1997年のアーカイブより プノンペン編


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本文とは関係ないけど閉鎖が残念な Krystalclub。(facebookより)  .

 

 

前回に引き続き昔のメルマガから。

当時はだいたい週1ペースで発行していたので、旅行中の実況などをやると次の号では相当話が進んでいたりします。だから2~3週かかるトピックなどがあると、1週間の旅が終わるまでに2か月ぐらいかかっていました。

ブログはだいたい毎日書くので実況をするにはタイムリーですが、すぐにネタがなくなるので自転車操業です。どちらも一長一短ですねw

そんなわけで昨日の今日ですが、もうカンボジアに移動しています。

 

さて、 バンコクからカンボジアプノンペンへと移動しました。

飛行機で1時間ちょい、距離にすれば数百キロぐらいかと。

東京ー大阪間よりも近いですね。

でも、地べたを行くと2泊3日かかります。

頑張れば1泊で行けるかな。

以前、プノンペンからバンコクまで、地べたで行きましたが、 とにかくとても遠い遠い道のりになっちゃいます。

面白いですけどね。

屋根まで人があふれ出た船から落とされそうになるわ、 ピックアップの荷台で埃まみれになるわ。

ふだん、そんな目に遭うことのないわれわれにしてみれば、 ちょっとインディ・ジョーンズな感じで。

そんな、アジア最後のワイルドライフが息づいている。

それがカンボジアの魅力です。

 

プノンペン市内の道路もすごいです。

走っているのは車よりも圧倒的にバイク。

いちおう百万都市だけあって、中心部の交通量はけっこうなものです。

でも、信号がほとんどない。 とりあえずみんな、走りたいように走る。

一応、右側通行なんですが、路肩を逆走するのは基本テクらしい。

で、もっと凄いのは歩行者はそんな通りを渡らなきゃいけないわけです。

かなり、命がけです。 心なしか、街を歩いて移動している人よりも、バイクに乗ってる人の方が多い気さえしました。

さらに、道路もあまりちゃんとしてないんで、埃がすごいです。

2~3時間出かけて、帰ってきただけでバスタブの水が茶色くなります(笑)

 

そこで、僕が何をしていたかと。

プノンペン近郊、中心部から十数キロのところに「スワイパー」という名所がありまして。

だいたい毎日、そこに通っておりました。

「スワイパー」に関する詳しい説明はここでは省きます。

要は、ベトナム人の集落なんですが、 村、まるごと置屋

病気やら、幼児売春やら、かなりしゃれにならない状況もいろいろあったりします。

まあ、ここまであまりにダイレクトなのはあまり好きではないんですが(本当)。

でも、こういう場所を目の当たりにするとそわそわしちゃうのは確かです。

そんな村の辻にあるお茶屋さんで、 ビールを飲みながらだらだらするのはなかなかよかったです。

参考までに料金ですが、ショートで5米ドルです。

3までディスカウント出来るとの噂も聞きました。

でも、1米ドルはここだと千円に匹敵するぐらいの使いでがあるので、 そんなにお得とも言えませんね。

今回、5日間ツアーガイドをしてもらったバイクタクシーの運転手君がいうには、 近年、ベトナムからの出稼ぎがとても多いそうです。

カンボジアも貧しい国ですが、彼らはもっと貧しいらしい。

僕にはベトナムのほうがいけてる印象があったので、少し不思議でした。

ちなみに彼はPKOのときは、アンタックで働いていたそうです。

「給料がべらぼうに良かったから、勢いで結婚しちゃったら今たいへん」らしい(笑)

明日は帰国します。

カンボジア、食い物とかは旨かったですよ。

鶏はもれなく地鶏。

そんなところで。

 

この当時はバンコクにちょっと飽きてプノンペンに足しげく通っておりました。

まだ、この頃のカンボジアには〝幻の国〟の片鱗が残っていた気がします。

でも、年々ワイルドライフは消えてゆき、00年代に最後に訪れたときはタダの東南アジアの田舎都市みたいなことになっていて、がっかりした記憶があります。

やっぱりタイのほうが都会でいいですね。

ちなみにスワイパーのシャワーは甕に汲んだ茶色い水でした。

 

 

 

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