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アミューズが晒した三浦春馬の死に関する「デマ情報発信媒体」


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『コンフィデンスマンjp』より

 

 

昨夜付けの朝日新聞デジタルにこんな記事が出ていました。

 

digital.asahi.com

 

昨年に亡くなった三浦春馬の所属事務所が三浦に関する〝デマ情報〟を発信している媒体について名指しで非難したというのです。

アミューズのホームページを見ると確かに次のような『お知らせ』がアップされておりました。

 

一部の団体または個人の方による、三浦春馬に関する事実ではない事柄に基づく書籍の販売やSNS等を利用した発信に、我々としても心を痛めております。そういった行為に対して、引き続き当社は毅然として対応していきます。
ファンの皆様におかれましても、購入・参加・拡散などされませんよう、くれぐれもお願い申し上げます。

三浦春馬に関するお知らせ(2021年4月27日) | 株式会社 アミューズ - AMUSE -

 

 

そして別のページには『デマ情報を発信している書籍、Webサイト』というものが。

(https://www.amuse.co.jp/info/20201020-1/)

 

一見なんてことなさそうに思えるかも知れませんが、これは新聞記事になるだけのことがある画期的ことなのです。

実は日ごろタレントの方々が〝嘘ばっかり〟と非難する雑誌等のゴシップでもほとんどの場合はその媒体に対して所属事務所などが抗議することはありません。その〝嘘〟がはなはだしかったり目に余る場合に限り、所属事務所は媒体に対して抗議しますし、訴訟ざたになるケースもあるのです。

(ただし、訴訟になる場合は報道の内容が〝嘘〟であることを立証しなければならないので、訴訟にまでなるケースは少ないです)

 

では相手が個人の場合だとどうなるのか?

 基本的には〝無視〟、スルーするのが普通です。これはいちいち個人を相手にしているときりがないこと、個人だと影響力はある程度知れていることからだと思います。

削除依頼ぐらいはするかも知れませんが、今回のように名前を公開するのは珍しいことなのです。

しかし、近年SNSをはじめ個人が発信する情報の影響力は馬鹿にできないものとなっています。だからこんな対応もあるのでしょう。

また、朝日の記事では名誉棄損はそもそも本人が訴え出ることが出来るものであり、故人の関係者が申し立てるのには壁があるから今回の対応になったのだろうとも指摘されています。

 

では〝デマ〟だと名指しで批判された媒体はどのようなことを主張しているのでしょうか。ざっと内容を並べてみました。

 

三浦春馬竹内結子芦名星の死因は薬物によるもので他殺。

 

三浦春馬の死は他殺だった。死因がクローゼットで首つり、からクローゼットのドアノブで首つり、に訂正されたのがその証拠。

 

◎病院に運ばれたときには心臓が動いていた、身体中キズだらけだったという証言もある。運ばれた病院は死因を改ざんできることで有名。

 

三浦春馬はCIAに殺された。ドアノブで首を吊ったようにみせるのはその手口。

 

三浦春馬ラオスへの援助金の不正な流れを知り、告発しようとしたために殺された。

 

三浦春馬の死因を報道機関は圧力をかけられて隠ぺいしている。

 

アミューズの豊島の保養施設は性奴隷の児童を各国要人にあてがうための接待用施設。三浦春馬はそのことを知ったために消された。

 

それぞれの主張は一見もっともらしく同じことを主張しているように見えて、実はそれぞれ細かい部分ではまったく真逆のことを言っていたりでてんでバラバラの辻褄の合わないものばかり。てんで勝手に妄想を吹いている印象です。

その主張が〝他殺〟という点では一致しているものの、手口や理由はバラエティに富みすぎており、言っていることが現実離れしているという点以上に信用できない匂いが立ち込めています。

とくに〝隠ぺい〟とか〝反日勢力〟とかのワードが出て来た日にはもう。

証拠として挙げられている関係者を名乗るツイートなども、本物である証拠はまったくありません。

 

日本って〝言論の自由〟があるんだなあ、なんてほのぼのしてしまいますね。

本当はそんなことはないんでしょうけどね。

しかし、今回のアミューズの措置に関して、ネットではそれを支持する声も多く上がっており、やっぱりフツーの人々は良識あるんだなあと、正直少しホッとした次第です。

 

 

 

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