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ゴーゴー好きのタネ (2)六本木の頃


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Seventh Heaven』ロケなんかでもよく使われるみたいです(https://www.locationbox.metro.tokyo.lg.jp)

 

 

学生時代、その後ぶらぶらしていた時代を経て90年代半ばになります。

この頃、僕は初めて訪タイもしているはずなんですが、このあたりの前後関係はよく分かりません。でも、タイにハマる前に六本木にハマりました。

 

基本はキャバでした。でも、その中でハマったのが『trap』という店です。

このへんの話は以前、詳しく書きましたが、まあ流れってことで。

 

www.sergeant-gogo.com

 

この当時の六本木には『Seventh Heaven』とか『One Eyed Jack』などのアメリカのストリップティーズクラブをモチーフにした店が何軒かありました。

『One Eyed Jack』には1~2度行ったことがあります。桑田真澄氏なんかも常連だった店です。

客もダンサーもほとんど外人で、テーブルがステージになっているスタイル。ダンサーにチップをあげたり、飲み物をおごってお話することもできます。たぶんプライベートダンスもあったはずですが、システムは覚えていません。もちろんペイバーは出来ません。

 

パツキンのダンサーがめちゃめちゃキレイだったことは覚えています。でも、カタコトの英語と日本語なのであまり盛り上がらなかったような。

料金はそんなに高くはなかったと思いますが、当時はキャバで馬鹿飲みするほうが楽しくて行こう行こうと思いつつ、あまり行きませんでした。

ちなみに『Seventh Heaven』はまだあるみたいですね。

 

そんなファランによるファランのためのストリップクラブを和製にしたのが『trap』でした。ダンサーは全員日本人。お客は場所柄外人も多かったですが、ほとんど日本人。

日本人ダンサーがステージでトップレスで踊っているバーってかなり画期的だったのではないでしょうか。

 

ステージで踊る子は1名で順番に踊るシステムです。ほとんどのダンサーはその時間客席についてくれます。このあたりはゴーゴーというよりはキャバっぽいですよね。

サービスの目玉が『ボディートーク』というプライベートダンスです。

 

3分間(実際はもっと長い)¥6500でカーテンで仕切られた別室へ行き、膝の上で〝ダンス〟してもらうのです。別室は長いソファーがあってそこに横並びで座ってサービスを受ける形なので、そんなに無茶はできません。とはいいつつも表立ってヌキがないだけで実態は指マン生乳上等のヘビーペッティングです。一戦終わったあとズボンにナメクジが這ったあとのような粘液でガビガビになっていることも多々ありました。

 

この店のスゴかったのは、女のコのノリが良すぎてかなりサービス中に気が入っちゃっているんですよね。まあ、3分ごとにチャリンチャリンと課金されていくわけで、腕の見せどころといった感じもあったのかと思います。抜いてくれるわけではないので、まあ終わりがありませんw また、お金以外に酔っぱらっていたり、何かでラリっていたりであの異様なノリだったという説もあります。

 

当然、お店は大人気で夜中の12時、1時でも並んでいてなかなか入れなかったこともありました。芸能人が来たことがニュースになったりもしました。

当時の僕はだいたい真夜中過ぎまで仕事をしていて、それから猛ダッシュで夜の六本木に繰り出すのですが、いつも入れるとは限りませんでした。

 

料金はまあまあいい金額だったと思います。「ボディトーク」にハマるとけっこうな額になります。一度7~8人で行ったらお会計が30万越えになって会計係が青くなっていたこともありました。

 

この「ボディトーク」のシステムがその後のセクキャバになったという説を僕はとっているのですが、真偽のほどは分かりません。

「trap」の最盛期は短く、2年足らずではなかったでしょうか。ビルの家主がその筋の人になったり、オーナーの共同経営者がトンだりなどのトラブルがあったようで、行っても店が閉まっていることが多くなり、移転してしまいました。

移転した店にも何度か行きましたが、かつての熱気はなく、やがて足が遠のいていきました。

 

 

 

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