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夏ドラマざっくりレビュー 視聴率ランキングつき(1)


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夏クールのドラマが出そろっています。

今期の特徴としてはネタかぶりっぽいのは散見されるものの、初回を見るかぎりどれもそこそこ面白かったこと。個人的に〝豊作〟だった前クールと比べると物足りませんが、期待値が低かったので思ったよりは……という感想です。

相変わらず医療と刑事が定番みたいなところはありますが、これだけ本数が出ていると似たような話になってしまうのは致し方ないでしょう。

ネタという点においては常に冒険しているといえば、日テレ日10半枠なんですけど、相変わらず冒険しすぎてここだけ初回からクソドラマになっちゃってます。

 

まずは現時点での平均視聴率ランキングから。10時台スタートまでの固定枠作品に限っています。NHKは除く。

 

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まあ、視聴率なんてドラマの良し悪しにはまったく関係ない、というのは一般の人にももはや常識なんですけど。

しかし、そのドラマが「勝ち組」なのか「負け組」なのかを認識するためのわかりやすい材料としては活用できます。メディアでいろいろ言われるのは相変わらず視聴率が大きな判断基準になっていますので。とはいえ、本当は局内でどう評価されているかの基準が視聴率とは限りません。最近ではコア視聴率とか見逃し配信の再生回数とか、ややこしい指標もあるみたいです。

 

では上位3本のレビューをざっくりと。

『東京MER~走る緊急救命室~』(TBS日9)

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【あらすじ】

MERとは東京都知事の肝いりで結成された救命救急のプロフェッショナルチーム。最新の医療設備と手術室を備えた『ERカー』で事故・災害の現場に駆け付けて命を救う。〝死者ゼロ〟が彼らに課されたミッションだ。時にはレスキューや機動隊を押しのけて現場へ入り込む型破りな辣腕救急医を鈴木亮平、厚労省からMER潰しのために派遣された技官を賀来賢人、鈴木亮平の破天荒ぶりに嫌悪感を抱きつつも次第に彼のペースに巻き込まれていく研修医を中条あやみが演じる。

 

安定の日曜劇場クオリティです。フツーに面白く観られます。前のクールでは『レンアイ漫画家』で過去の恋を引きずるナーバスな役柄を好演した鈴木ですが、やっぱりこういう筋肉バカ的な役柄が似合います。

でも、『コードブルー』もそうだったけど、この手のスペクタクルな救急モノってどんだけ大事故が頻発する世界なんだろうといつも心配してしまいます。

都知事役の石田ゆり子が指令室に入り浸るくらい暇そうなのも心配。

元・アイドリングのフォンチーが出ているのが何となく得をした気分です。

 

 

『緊急取調室』(テレ朝木10)

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【あらすじ】

天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。稀代のストーリーテラー・井上由美子氏が手掛ける完全オリジナル脚本をベースに、「取調室」という名の“密室の戦場”で行われる“銃も武器も持たない生身の人間同士の死闘”を描いた本作がこの夏、待望の第4シーズンに突入します!(番組HPより)

 

これ……実は観ていません。テレ朝のシリーズモノ(主に刑事モノ)ってなんか観る気にならないんですよねえ。だから『ドクターⅩ』も『相棒』も『BG』も見ません。

確かにシリーズ化ってスタッフもキャストも気ごころが知れているわけだし、他局みたいに3ヵ月単位で似たような話を繰り返すよりは視聴者に対しても良心的かも知れません。でも……食わず嫌いなんですよ。何となく『水戸黄門』ぽくて。

『緊取』はファーストシーズンだけ間違って観てしまって、それはそれで面白かったんですけどね。第4シーズンまで続くとどうなっているんだろう。登場人物は多少出入りがあるんだろうけど、基本的な設定は同じわけで。飽きないんだろうか。

まあ、観ていないんでこれ以上文句は言いません。もう十分言ってるかw

 

 

『ナイトドクター』(フジ月9)

 

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【あらすじ】

医師のオーバーワークのため常に人手不足に悩まされる救急医療。そんな働き方改革の一環として夜間専門の医療チームが結成される。集められたのは5人の若い医師たち。救急救命に強いモチベーションを持ってきた者、自分の意志に反して配属されてしまった者、夜職の恋人と時間を合わせるためだけに志願した者、何か訳ありな過去を持つ者……それぞれが時にはぶつかり合い、助け合いながら命に真摯に向き合う様を描く青春群像ERドラマ。

 

試行錯誤の長かったフジ月9ですが、前クール「イチケイのカラス」から安定してきたように感じます。当初目指していたテレ朝路線から、なんとなくフジらしさが出てきました。

救急救命という点では『東京MER』とかぶっていますが、向こうはスペクタクル、こちらはヒューマンドラマとうまく棲み分けられているように感じます。こちらのほうがオンエアが早かったというのも有利に働いている気がします。あっちが先だとこちらはショボく感じてしまったはず。

話の内容にはやっぱり既視感は否めませんが、キャストがそれぞれ目を惹く人なのであまり飽きはこないです。達者なキャストたちの中でキンプリの岸クンが健闘しています。

妙に褒めますけど、波留が好きなんでねえ。やっぱり悪くは言えませんわw

 

 

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