松田聖子が再ブレイクしています。20日に発売した40周年記念アルバム『SEIKO MATUDA 2021』がオリコン初登場4位を記録したのです。
ここのところ、彼女の精力的な活動ぶりが目に付きます。
先月20日にはニッポン放送の一日PR局長を務め、生まれて初めて名刺を作り、朝の8時から4番組にゲスト出演するなどしました。
PR活動PR局長以外にも、昨年コロナで中止になった40周年ツアーファイナルの武道館公演を22~24日に終えたほか、30日からの東京国際映画祭にも初監督作品を出品しています。年末にはもちろん恒例のディナーショーも控えています。
4月に往年の名曲『青い珊瑚礁』のセルフカバーをリリースしたときにはMVで昔懐かしい聖子ちゃんカットまで披露するなどノリノリなのです。
なぜ、今年になってこんなに頑張って働いているのか、その理由を芸能記者は次のように説明します。
「昨年のコロナ禍では6月から10月まで予定されていた40周年記念ツアーが全公演延期になりました。年末のディナーショーも東京で行われた4公演のみ。表参道にあった公式ショップ『フェリシア・クラブ』も閉店しました。損失は5億円を越えたと言われています。そもそも彼女はコンサートやディナーショーなどの営業で稼ぐビジネスモデル。昨年はそれがまったく出来ず、さんざんだったのです」
そんな懐事情もあり、40周年という節目の年だった昨年に稼ぎ損ねたぶんを「続・40周年」と銘打って一生懸命に取り返そうとしているというのです。
しかし、彼女に関する取材歴の長い芸能レポーターによると、それだけではないのだといいます。
「今回の一連の露出は、彼女独特のセルフプロデュースだと私は思っています。それには主に二つの目的があるのです。一つは昨年コロナでやることの出来なかった40周年を華々しくぶち上げること。そしてもう一つは60歳手前最後の年に80年代の彼女が一番輝いていた時代に原点回帰するこです。彼女は今もって自分がアイドルであることを訴えたいのです」
この場合、〝50代最後〟ではなく〝60歳手前最後〟というのがポイントなのだそうです。つまり、アイドルへ原点回帰することは彼女にとって60代に次のステップへ進むためのプロセスなのだといいます。
これまで、数々のスキャンダルで芸能マスコミをにぎわせてきた彼女。
過去の雑誌記事すべてを収蔵している有名なデータバンクに収蔵されている記事では彼女に関するものが一番多いのだそうです。いわば、これまで日本で一番雑誌を賑わせてきた芸能人が彼女なのです。
ここ数年でも母親との不仲と和解、娘・沙也加との断絶などで世間を賑わし続けています。
60歳間近でもアイドルとは、これもやはり彼女一流のスキャンダルなのでしょうか。
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