1日にV6が解散。一夜明けた2日、V6のメンバーだった森田剛と宮沢りえ夫妻は新事務所『MOSS』を立ち上げたことを発表しました。実はこのことは少し意外なことだったのです。
3月にV6の解散を発表したときから、森田は解散後、ジャニーズ事務所を退所して役者として活動していくことを明らかにしていたのですが、当初はりえの個人事務所『エム・ツー企画』に森田が所属すると思われていました。
新事務所立ち上げに伴って『エム・ツー企画』は閉鎖されるといいます。
同事務所はりえのデビュー当時から亡き母・〝りえママ〟こと光子さんと二人三脚で大きくしてきた事務所。母の形見も同然なだけに無くしてしまうのは大方の人にとって予想外のことだったのです。
なぜ、思い入れのあるかつての事務所をなくして新しい事務所を立ち上げたのでしょうか。この背景をある芸能レポーターはこう解説します。
「単に森田の顔を立てたのでしょう。奥さんの事務所のやっかいになるというのは体裁が良くないと考えたのではないでしょうか。実質的にはスタッフも変わらず、看板を掛け替えただけのような感じです」
このレポーターはりえを〝気遣いの人〟だと評します。
「娘の運動会を取材したとき各社が取材に来ていました。そのとき学校で配られたお茶が『お~いお茶』だったのです。彼女は写真に撮られることを考慮してラベルをはがしていたのです。もちろん『伊右衛門』のCMに出ているから。プライベートでそこまでやる人はなかなかいませんよ」(同前)
これまでは森田がジャニーズ事務所の所属だったことから、夫婦共演は実現しなかった。しかし森田がジャニーズ退所したことで夫婦共演へのハードルは下がったと見られるが実現するのでしょうか。
「もちろん各社狙っていると思いますよ。とくにCM共演の価値ははかり知れませんからね。森田も若い頃はやんちゃでしたがりえのダンナになってからはすっかりイメージが良くなりましたし。ただ、本人たちが夫婦をウリにすることを良しとするかです。どういう出方をすれば役者としていい形で売れるかをりえは知っているし、森田もそんなりえに心酔しています。今後どう露出していくかはりえ次第ではないでしょうか」(同前)
聞けば、森田は役者としての先輩であるりえをかなり信頼しているようです。
自身もアイドルから紆余曲折を経て40代以降に本格的な舞台女優として誰もが認める存在になりました。かつてアイドルであることに悩んでいたふしのある森田としては自身と重なる部分もあるのかも知れません。
一方で、今回の事務所の件からもうかがえるように、りえの森田に対する気遣いもなみなみならぬものに感じられます。
いずれにせよ、夫婦の絆はかなり固いようです。
このまま二人は婦唱夫随で歩んでいくのかも知れません。
婦唱夫随で今後二人は歩んで行くんでしょうねえ。
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