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よるのたび バンコクナイト・復路(1)旅は終わらない


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バーレーン国際空港。外に出ていないのでもちろんこんな風景は知りません。
(4travel.jpより)

 

 

8月に沖縄を発ち、できるだけ陸路で(2回だけ飛行機で移動)西へ西へと移動してきた僕がイスタンブールに到着したのは11月のことでした。

本当は欧州も征伐したかったのですが。沢木耕太郎も欧州満喫していることですし、「よるのたび」をするならば、ここからが第二の本番というところです。

 

しかし、ぼちぼち時間的にも金銭的にも限界でした。旅費だけでなく、 日本にいなくても毎月きっちり口座から引き落とされる家賃もろもろの支払いは、等比級数的な加速度でもって預金残高を食い潰している状況でした。

また、自宅の留守をお願いした職場の後輩からは、僕がいない間に台風が直撃してバルコニーなどに置いてあった物が散乱し、ご近所トラブルが勃発しているなんて報告も入ってきています。

日本を出るときは、いちおう、仕事も何も捨てる覚悟で出て来たつもりだったのですが、住居はたたまずにそのまま出て来たという、つめの甘さが露呈してしまっております。こういうところなんだよな。

 

でも、今さら後悔してみても仕方ありません。何もかも捨てたつもりでも、しょせんこんなところです。大人しく帰って日常生活に戻るしかないでしょう。

そういうわけで、日本へ帰ることにしました。

だからといって、イスタンブールからいきなり成田へワープする思いきりの良さはありません。ここまで3ヶ月かけて来てますから。いきなり現実に戻るのは無理です。

 

そうだ、東南アジアで1週間ほどリハビリしよう。

往路では先のことがあったので、いちおう節約していました。

だからあまり派手に遊んでいません。ホントです。

 

そんなわけで、バンコクまでの飛行機のチケットを買いました。

ガルフ・エアーとかいう、 これまでの人生の中で一度も耳にしたことのない航空会社に命をゆだね。

バーレーンとかいう、 聞いたことはあるけど、世界地図のどこにあるのかわからない場所で飛行機を乗り継ぎました。

 

トランジットで寄った謎の空港の売店を覗くと、ドルでの価格と並んで表示されている謎の通貨単位。しかも、その1ナントカ(忘れた;;)は3USドルぐらいに相当するようで、ざっと暗算で円に置き換えるとかなり物価が高いことが判明。欧米よりも高いんじゃないでしょうか。ヨーロッパはよく知らんけど。

この世にはこんなお高い国もあるのだなあ。きっと国民みんな石油王なんだろうな(←そんなことはない)。

 結局、最後までバーレーンというところがアラブのどこからしいということしかわからないままバンコク行きの飛行機へ乗り込みました。

 

でも、空の旅ってそんなもんですよね。どこを通っているのか自分が地球上のどこにいるのか、目的地以外はさっぱりわかりません。だから信用できないんです。

 

でも、そんなふうにイキってみても、何時間かじっとしているだけで目的地には着いちゃうのは便利便利♪

バンコク・ドンムアン空港に着いたのは朝8時半でした。

(続く)

 

 

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