最近上野樹里さんがやたらと評判いいです。
『持続可能な恋ですか?』(TBS系火曜10時)に主演中の彼女ですが、撮影現場での周囲への気遣いや率先して場を盛り上げるなど評判が非常にいいというのです。
ネットニュースの『アサ芸プラス』では撮影にエキストラとして参加した男性の証言として次のようなコメントを紹介しています。
その撮影は3月中旬に行われたそうですが、氷点下かと思うほどの寒さで長時間外で待機させられていた彼は寒さに震えていたそうです。
「上野さんが近くのコンビニでホットドリンクを買い占め、差し入れしてくれたんです。スタッフに『温かいうちに配って』と指示したと思ったら、私たちのところまでやって来て、直接『(近くのビルの)中で待っててください。まだ始まりませんから』とニッコリ。スカート姿の女性には『使ってくださいね』と、自身用にスタッフが用意したブランケットを、自ら配ったりもしていました」
僕もドラマのエキストラをやったことがありますが、エキストラからすれば主演女優といえば雲の上の存在です。遠目に姿を見られればラッキー、口をきくなんてまず許されません。
ですからこの証言が本当だとすれば、ありえないぐらいの神対応です。
まあ、このエピソードは極端な例ですがここ2~3年の彼女は現場での共演者やスタッフへの気遣いがスゴイと何度か記事になっています。
実はそれはそれ以前の彼女が〝ワガママ女優〟として有名だったことの裏返しでもあるのですが。
上野さんは02年に女優デビュー。すぐに朝ドラ『てるてる家族』映画『スウィングガールズ』などで頭角をあらわし、06年『のだめカンタービレ』でブレイクしました。
同年代の女優さんでは長澤まさみ、綾瀬はるか、石原さとみなどがおり、かなり競争の激しい世代です。その中で一時は綾瀬はるかと並び称されるほど、頭一つ抜けた存在でした。
11年には大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』で主演をつとめて綾瀬を一歩リードします。しかし、この『江』が大コケしたあたりから風向きがあやしくなってきます。
この時期、彼女のワガママぶりを伝えるメディアの記事が頻出し出したのです。
その後『江』から18年の『グッドドクター』まで上野さんの姿を見る機会は極端に減ります。
上野さんは16年に結婚しているので、もしかすると仕事を減らすタイミングだったのかも知れませんが。
しかし、それまでに伝えられた現場でのワガママぶりから、干されるというほどではないものの敬遠されることが多かった、というのがマスゴミでは定説となっています。
では、上野さんの無双ぶりを伝えるエピソードをいくつか紹介しましょう。
・オリラジ藤森との交際が取りざたされていた頃、会見で交際に関する質問をした記者に激怒してスタッフに探させて会見場からつまみ出した。
・大河ドラマの会見で「NHKさんからお菓子の差し入れがない」とこぼし、プロデューサーを慌てさせた。
・『江』の現場で大先輩である宮沢りえや鈴木保奈美にタメ口で話しかけて周囲を凍り付かせた。同じく先輩でハリウッド作品出演経験もある栗山千明に演技指導をした。
・日テレの亀梨和也主演ドラマのヒロインに内定していたものの、「アイドルのドラマになんか出たくない」とドタキャン、日テレとジャニーズ事務所双方と険悪に。
その他、本読みの途中でいなくなった、地震速報のテロップを自分の顔にかぶせるなとスタッフに無理難題をふっかけた等々、枚挙にいとまがありません。
『てるてる家族』で主演だった石原さとみとは険悪で共演NGだとの噂もあります。
12年には某誌の企画で「クリエーターが仕事をしたくない女優ランキング」で1位という不名誉にも輝いてしまっています。
そんな上野さんですが『グッドドクター』以降はすっかり〝いい人〟になったと評判で、それは今回の『持続可能な恋ですか?』でも同様だというのです。
札付きの悪が横断歩道でおばあさんを背負った系の話が美談としてフィーチャーされてしまうノリででしょうか。以前が悪評だらけだったために、必要以上に持ち上げられ過ぎている気がしなくもないです。
でも演技力には定評がある人なので、変に後ろ指さされることなく頑張っていただきたいものです。
【参考】
上野樹里 あのゴーマン女帝がまさかの「いい人」豹変 | アサ芸プラス
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