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RAINBOW3ものがたり(69)地獄のバンセーン(その3)


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『ピンパン』(6月10日のtwitterより)

 

 

 

(き、気持ち悪い……)

海へ向かう車中、猛烈な気持ちの悪さが襲ってきました。

車酔いではありません。二日酔い?…というのも正しいものかどうか。

 

正確に言えば「悪酔い」とでもいうべきものなのでしょうか。

当時の僕は一度飲み始めたら潰れるまで飲まないと気が済まないタイプでした。

逆に言えば、ひどく酔っ払ったら寝てしまわないと駄目なのです。

お酒が好きな人は十数時間飲みっぱなしの長丁場でも平気な人もいますが、僕の場合は6~8時間が限界です。それ以上は頭が痛くなったり気持ち悪くなったりして行動不能になってしまうのです。

2時以降は飲んでいませんが、昨夜からほぼ寝ていない状態なので身体が飲みっぱなしだと判断したのでしょう。

 

しかし気持ち悪いです。吐き気がしますがおそらく吐くものはないはず。

楽しそうにおしゃべりをしているゴイたち3人を尻目に、僕は目をつぶってひたすら吐き気と戦っていました。

 

やがて道沿いのドライブインのような場所に車は停車します。どうやらここでトイレ休憩するみたいです。

これはチャンス、とばかりに僕はトイレに走ります。

おえええ~っ、おえええ~っと、周囲に人がいたらちょっとひくぐらいの大音量でえづきます。こうすると少し気分がラクになるんです。

さすがに車の中じゃできませんからね。

あまりに力いっぱいえづいたので、ちょっとリバースしてしまいました。でも、おかげで少しスッキリしました。

 

トイレを出るとコンビニのような売店でゴイたちがスナックやジュースを買って食べていました。食欲はありませんが僕もパンを買って胃に押し込みます。何か食べたほうが気がまぎれるのです。

 

再び出発して小一時間走り、ハイウェイを降りて町を抜け、さらに草むらのような場所を抜けるといきなり海が広がっていました。

僕はてっきりパタヤに行くと思っていたのですが、パタヤではなさそうです。

「どこ?」と聞くと「バンセーン」とゴイが教えてくれました。

 

車を降りて砂浜に出ると、遥か向こうのほうまでビーチが続いていました。

でも全然人がいません。海も決してキレイではないし。

なんか九十九里浜あたりの海水浴場みたい。

 

それでもいちおう海の家というか、パラソルその他を貸しているおじさんがいたので、パラソルやビーチマットを借りて場所を作ってもらいます。

 

そうこうしてうちにボブとサル顔男がどこからかビールと料理を調達してきました。

フライドチキンや炒め物など、けっこうちゃんとした料理です。まだ朝なのにこんなもの売っているんですね。

 

そして、この流れは当然宴会の始まりです。

乾杯して冷たいビールをぐびぐび飲みます。気持ち悪いんだけど喉を通っていく冷たいビールは気持ちいいです。どっちだ?

 

夏、海、冷たいビール。この3つが揃うと最高ですね。

やっぱり気持ち悪いけどw

 

 

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