20年春の訪タイ最終日です。
本当はもう1泊あったのですが乗り継ぎ便がキャンセルになってしまい、滞在が短くなっております。今にして思えば僕の訪タイは本当にギリギリのタイミングだったのかも知れません。
今日はソイカへも様子を見に行ってみることにしました。
ソイカへ行くのは何年ぶりでしょうか。
とりあえず年末に来たときには行っていませんし、それ以前に年1ペースで来ていたときにもたぶん行っていないので、数年ぶりになるかも知れません。
ただでさえバンコクとパタヤ半々の日程なのに、アルコールを身体が受けつけなくなってしまったので1日2~3軒しかゴーゴーを回れないのが悔しいです。
本当はナナプラザでもレインボー系以外に回ってみたい店はあるんですけど。
ソイカは入り口の時点で客引きしか見えませんw
まあ道の両サイドのバービアに壁の花的に存在するファランたちはさておき。
通りのけっこう奥のほうまで見通せてしまう感じです。
閉まっている店も何軒かあります。『Deja-vu』『SAWARA』『Spicegirls』『Rio』…昔〝なんちゃってコヨーテ〟のぼったくりで名を馳せた同じ系列の店です。
とりあえず突き当りまで一通りずっと歩いて、一番奥の『Baccara』に入ります。
入る前から予感はしていましたが、それ以上でした。
客席はびっくりするぐらいスカスカ。昨日一昨日行ったR系の比ではありません。
この店がこんなに空いているのを見たのは初めてです。最近は元気がないとは聞いていましたが、ここまでだとは。
僕がこの店によく来ていたのは一番人気があったとき前後なので、たいてい案内されるのは柱とか何かの陰でステージがよく見えないような席やカウンターが多かったです。
席がなくてもスタッフが案内してくれるわけではないので、空席をもとめてさまよったなんてことも多々ありました。
それなのに今日はステージ正面の最上段の特等席です。
ステージでは胸元をぱっくり明けた白いブラウスに紺のミニというスクールガールのような衣装の女のコたちが踊っていました。
(あれ? あの衣装はいつも2階で踊っている女のコたちでは?)
ガラス張りの天井を見ると、2階は電気が消えて暗くなっています。どうやら1階だけで営業しているようです。
その証拠にステージ上には正規の衣装を着た女のコたちもちらほら踊っています。
最近何人ぐらいで通常営業をしているのかはわかりませんが、数十人ぐらいはいるでしょう。
だとすれば、昨日のR2程度は女のコがいると思われます。
もちろん、この営業自粛モードの中でそれだけの数のゴゴ嬢がいるということは、依然としてソイカではトップクラスなのでしょうが、最盛期には200人近くいたことを思えばどこか切ないものを感じてしまいます。
昨年末タイに来たときにあらためて、盛り上がるパタヤと寂れていくバンコクの落差を実感したのですが、今回はさらに強くそのことを認識しました。
最初にパタヤに行ったときに、ウォーキングの人のいなさに驚きましたが、バンコクはもっとだったという。
巷ではもう7~8年前からパタヤのほうが面白い、なんてふうに言われていましたが、僕はそこまでバンコクが負けている感じはなかったんですよね。
しかし、久しぶりに訪れたソイカの凋落ぶりを目の当たりにして、やっぱりバンコクは終わったんだなあと思いました。
小一時間かけてビールを1本空け、ナナへ向かいます。
途中、テーメーの前を通りがかったとき、一瞬、寄って見ようかなとも思いましたが、不味いビールを飲むのが嫌なので止めました。
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