↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。写真を転載したお店は現在営業しているか不明なお店もあります。
本文は90年代に書いたものをリライトしています。当時の「大人のパーティ」に関するお話です。
テーブルのまわりには4、5名の女性と客が2人。 時間はまだ昼下がりなんで、すいているようです。
女のコはみんな20代ぐらいのガイジン。
でも、「金髪」というよりは「茶髪」です。
眉毛、黒いし。 南米系・・・なのかなあ。 ビジュアルの良し悪しには多少のばらつきがありますが、とりあえずみんな若い。
ドリンクはソフトドリンクのみ、テーブルの上はスナック菓子やらポッキーやら。
こういうところでもコストダウンに余念がないようです。
大塚のパーティのママが、 「うちぐらいちゃんと料理を出すパーティはないのよ」 と、つねづね言っていたのが思い出されます。
それでもスナックアンドかわき系に1~2皿の煮物など、というあんばいだったので、 ここみたいな感じがスタンダードなのでしょう。
また、飲み物もアルコールなし、というのは、つまり「『語り部屋』に根付くことを許さず」という店側の断固たる姿勢のあらわれ。
つまり、店にとってお客の回転がよくなるだけでなく、 お客にとってもスムーズな流れでプレイが楽しめるということです。
飲んでうだうだするのが好きな人には不満でしょうが。
僕の場合は、飲んでまったりするのも決して嫌いではありませんが、 やっぱりしに来てるわけですから。
こういう効率化されたシステムも、そんなに違和感はないです。
だって、ここの「語り部屋」長居しづらいんだもの(笑)
盛り上がらないこと盛り上がらないこと。
男性陣は全員初対面だし、女のコはガイジンだし。
女のコとかわす会話も、その場の全員に聞き耳を立てられているような気がして。
男性陣がそんなムードの中で互いをけん制しあった結果、 「語り部屋」には水を打ったような静寂が(笑)
口をきいたこともない友達の友達の家にあがりこんだら、そいつの親父のはとこ一家6人が来ていて会食するはめになってしまったような気まずさです。わかりにくいなあ。
僕は色黒でソウルシンガーのようにダイナマイツなダナちゃんと、 色白パツキンでやや細身系なシンディちゃんの間におさまりました。
せ、せまい。 あぐらもかけずに体育座り状態。
きゅっとちぢこまるようにしてないと、両サイドの女のコに肩が触れてしまいます。
「ハロー」
シンディちゃんがにっこり微笑みます。
「ハローォ」
語尾に妖しい媚びを含みつつ、ダナちゃんも微笑みます。
「は、ハロー……」そのあとが続かない。
再び沈黙が流れます。
お誕生席に据えられたテレビの画面には、裏ビデオがやる気なく流れてます。
男性客は仕方がないので見てますが、女のコたちは一人として見ていません。
ラジカセから流れてくるラテン調のポップスに一生懸命肩を揺すってます。
と左からダナちゃんの手がいつの間にか伸びてきて、
僕の膝のお皿を人差し指でくりくりと撫でています。
……気持ちいいす。
もっといろいろやってもらえるように、足を伸ばしてローテーブルの下に投げ出すような体勢にすると、ダナちゃんの手は期待通りに僕の太股を這って行きます。
そして股間を大きく包み込むように手を当てると、下の方からゆっくりと撫で上げる。
短パン越しに伝わる彼女の爪の微妙な動きに、ついつい安全装置がはずれてしまう僕のニューナンブです。
ふと右の腿にも手の感触を感じて、見るとこちらにはシンディちゃんの手が。
「サンP、サンP、キモチイイネ~」 耳元で熱くささやくダナちゃん。
こりゃあたまらん。
チケットを二人に1枚づつ渡します。
FBIに捕まった宇宙人みたいに、二人にサンドイッチにされたまま「布団部屋」に連行されて行きました。
BGMはドナドナか(笑)
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