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乱交ノ世界(42)ナカムラさんのはなし⑥


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『BLACK PAGODA』(facebookより)

 

 

 

↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。

90年代の話を00年ごろに書いたものをリライトしています。当時の「大人のパーティ」に関するお話です。

 

SEXの申し子のようなナカムラさんでしたが、パーティに出入りしていたのはわずか1年足らずの間だったと思います。

 

〝天はニ物を与えず〟なんて使い古された言葉もありますがナカムラさん、実はパーティ内外でかなり問題ありな女だったようです。

女のコの中での評判もあまり良くなかったらしい。

 

一度、わりと洒落にならないぐらいの立ち回りがあったという話も聞きました。

酒癖がそうとうに悪かったみたいです。

 

僕も1度だけ、パーティ終わりの飲み会で一緒に飲んだことがあります。

そのときはとくに酒癖が悪いとは感じませんでしたが、序盤からけっこうなピッチで飲んで、

「ゴーゴーさんてチ○コ小さいけど、仕事はスゴイのよ~♡」

なんていつもの清楚キャラはどこへやら、すっかりはすっぱな女になって騒いでいたと思ったら、飲み会後半ではいつの間にかトイレにこもって出て来なくなってしまってまあまあの騒動になりました。

 

ガブガブ飲んで、好きなだけ暴れて、あとは潰れて周囲のお世話になるという。

あまり周囲の迷惑とか、そういうのを考えない人だったと思われます。

普段はまったくそんな雰囲気は出していないんですけどね。

 

また、パーティをぶっちぎることもしばしばでした。

彼女が来ると聞いて、はりきって参加したのに結局こないなんてことは1度や2度ではありません。

 

小心者でふだんは取り繕っているけど、本当は自分勝手でわがまま。 都合のいいときだけ利用出来る人にすり寄っていく。

アンチのみんなの話を総合したナカムラさんのイメージはそんなとこです。

 

しかし。

ナカムラさんとのめくるめくSEXと,彼女のどうしようもない女である部分を秤にかけたとしたら。

 

それでもやっぱりつき合いたかったなあと思います。

痛い目を見るのはわかっていますけど。

 

結局、長所のほうのウェイトが大きければ良いわけで、それはまったく普通の恋愛。

でも、Hする前の期間が長かったら嫌気がさしていた可能性もあります。

最初にしてしまったから、彼女の長所がわかったわけで。

好きになる前にするということは、ややこしいですね。

 

一度、ナカムラさんと携帯電話を見せっこしていたときがあって、そのとき、何となく彼女が僕の番号を聞きたそうなそぶりを一瞬したことがあったんですよね。

 

みんなのいる場で公然と電話番号を交換することはタブーだったし、アンザイさんも眼を光らせていたのでそのときは僕は番号を教えませんでした。

今にして思えば、それが彼女とつながるための最後のチャンスでした。

 

その後、何度かパーティばっくれを繰り返した末にナカムラさんはパーティから姿を消しました。

 

アンザイさんに聞いても教えてくれなかったのですが、噂ではどうやらちょっと洒落にならない筋の男を捕まえたとか捕まえられたとか。

 

あげくにはアンザイさんを脅すような真似もしたとかしないとか。

 

後で聞いた話では、実は彼女、既婚者で子供もいたそうです。

10代で結婚して栃木だか群馬あたりで主婦をしていたようなのですが、これまで全然遊んでいなかったのに、パーティに参加したのをきっかけに〝主婦デビュー〟

 

子供を置いて東京で遊び呆けるようになって、次第に家には帰らなくなったらしい。

旦那は真面目な人で、離婚はしたくなかったようです。

 

しかし結局、彼女の強い希望で旦那とは離婚、子供は実家に預けっぱなしだったとか。

今頃何やってんでしょうねえ。

 

その洒落にならない筋の男にどこかに売られていったのか、さらに別の男たちを渡り歩いているのか。

 

新聞の三面記事はけっこう気にして見ていますけど。

 

 

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