↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。
00年代の「大人のパーティ」に関するお話です。
僕の家に来たいといきなり言い出して、来るやいなや玄関で迫ってくるモモカ。
もちろん据え膳はいただいておかないとです。
そのまま玄関で服も脱がずにいたしてしまいました。
事が済んでしばらくの間、2人して玄関の冷たい床に放心状態で倒れ込んでおりました。2人とも下半身だけ裸の状態。
近くに脱ぎ捨てたズボンやらスカートやら下着が散乱しています。
「シャワーは?」
やがてモモカはのそのそと起き出して、脱いだ服を抱えて教えられたバスルームへシャワーを浴びに行きました。
シャワーを浴びて出て来たモモカにとりあえず僕のTシャツと短パンを貸して、僕もシャワーを浴びに行きます。
その後はベッドで仲良く就寝しました。
けっこう飲んでいたこともあって、あっという間に僕は眠ってしまったみたいです。
目が覚めると、すでに外は明るいようでカーテンから日の光が漏れています。
横に寝ているモモカを見るとすでに目を覚ましていたようで、目が合いました。
例のお願いのときの上目遣いで何やらもじもじしています。
(うわ。もしかしてこれ、誘ってるのかな……)
僕に抱きつくようにして胸の中できゅっと身体を丸めてみせます。
そして、またあの上目遣いです。
なんだか僕も少しムラムラしてきました。朝なのでただでさえニューナンブはむずむずしています。
モモカの耳元に口を寄せて囁きます。
「ゆうべ、ここに来るなりしちゃったじゃん? ああいうふうにするの、好きなの?」
「好きじゃないもん」
モモカは口をとがらせますが、頬はうっすらと上気していました。
「でも、我慢できなくてあんなところでしちゃったんでしょ?」
「違うもん……」
口ではそういいつつも、僕にさらに身体をぴったりとくっつけてきます。
僕は手をモモカのノーパンの両脚の間に差し入れました。
「でも何かすごくぬるぬるしているんだけど……」
「あっ、いやっ……」
寝起きの2回戦目、開始です。
結局二度寝してまた起きてモモカが僕の部屋から帰っていったのはお昼過ぎでした。
帰りがけ、なぜか彼女は廊下にある本棚をじ~っと見ています。
僕は決してたくさん本を読むほうではないのですが、この当時は学生時代から好きだった本などを漫画も含めて本棚2つぶんほど並べていました。
「私もね、やっぱり本を読まなきゃと思って。おすすめがあったら貸して」
そんな可愛らしいことを言うものですから『深夜特急』全巻、『青春の門』全巻その他にも僕が好きな数名の作家の作品をみつくろってあげました。
本がたくさん入ったまあまあ重い紙袋を提げてモモカは帰っていったのでした。
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