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乱交ノ世界(63)ラスト・パーティ②


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ミントちゃんだそうです『BLACK PAGODA』(facebookより)



↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。

00年代の「大人のパーティ」に関するお話です。

 

アメリカンポルノのようなスペクタクルなパーティを求めて僕のさすらいの旅は続いていました。

そんなあるとき、インターネットで面白そうなパーティを見つけたのです。

 

それは最近いつも利用している掲示板ではなくHPでした。

しかもこの手のパーティには珍しくパーティの様子が写真で紹介されています。

もちろん乱交シーンではなく歓談している場面ですが、こういうのはたぶんお目にかかったことがありません。

 

しかも、その写真に写っている男女(もちろん顔は隠してあります)が何だかみんな若くてイケている感じなのです。男性もシュッとしていますし、セクシーなドレスに身を包んだ女性陣もキレイ。

いつかのジャージ姿の白ブタツインズが違う星の生き物のようです。

 

そんなこともあってHPから受ける印象は、通常のパーティよりもどこか軽いんですよね。文字通り〝パリピ〟みたいな(もちろんこの当時そんな言葉はないです)。

この感じならスペクタクルもあるかも知れません。

 

参加するための説明を読むと、定員はあるみたいですが男性は参加費を払えば誰でも参加できるようです。まあこの点は他のフーゾク的なパーティと変わりません。

しかし、ここは月に1度だけ男女比1:1の「特別パーティ」をしているようなのです。参加費は5万円とのこと。

 

これには僕はちょっと惹かれてしまいました。

普通、フーゾク的なパーティでも男女比は良くて3対2。2対1ぐらいで男のほうが多いのが普通です。

まあ物理的にはそれぐらいのほうが釣り合うとは思うのですが、そうすると男側にはどうしてもいろいろな駆け引きが発生します。

 

そんな全体の流れや他の男性の動きを見ながら行動するという面倒くささが少々嫌になっていた僕にとって、この「特別パーティ」はとても魅力的に見えたのです。

 

しかも、その1対1のお相手が写真のような美女たちだったら言うことはありません。

たとえスペクタクルがなくても、これは試しておきたいところでしょう。

 

参加費5万はお高いですが、アンザイさんのところでいつも4万とられているので、それほどネックにはなりません。

 

僕はさっそくこの「特別パーティ」に参加を申し込みました。

 

そして当日。

指定されたのは横浜にある有名ホテルでした。

部屋は最上階に近いスイートフロア、出迎えてくれたのは若い男でした。ちょっとチャラそうではありますが、フツーにサラリーマンをしていても違和感ないタイプです。

 

通されたのは8畳ほどのリビングルーム。

中央にローテーブルを囲むように3人掛けのソファーと1人掛けのソファーが2脚。あとライティングデスクの椅子などを集めて来たのが2脚置いてありました。

 

そして、ソファーにはそれぞれ5人の若い女性がかけていました。

 

 

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