↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。
00年代の「大人のパーティ」に関するお話です。
デリヘルだかなんだかよくわからない交際クラブに指定された日時に新宿ワシントンホテル1階のファミレスの前で待ち合わせ。
ホテルのコーヒーショップがわりにファミレスが入っているあたりがワシントンぽいです。まあAPAもまだそんなにあちこちにない時代、出張では重宝していましたけど。
事前にこれから来る女性の写真はおろか年齢やプロフィールは一切知らされていないので、不安しかありません。
普通、デリヘルだったらわくわくのほうが多いのに何だこれは。
「タカハシさん」という人妻が来るとクラブからのメールには書いてありました。
いちおう今回の〝交際クラブ〟は20代~30代っていう触れ込みでしたけど、そんなもの信用できません。ものすごいデブとか掃除のおばさんみたいな人が来たらどうしよう。
「あの……ゴーゴーさんですか?」
いっそのこと逃げちゃおうかと逡巡していた僕に声をかけて来たのは意外にも若い女性でした。
「タカハシさん?」
女性は少し緊張した面持ちで頷きます。
白いジャケットにスカートという地味めの服装、おそらくセミロングの黒髪を後ろでお団子にまとめています。顔は僕的には残念ですが顔面偏差値は50ぐらいでしょう。背は高いです。
それでもデブとババアしか来ないと思っていた僕にとっては天女のように思えます。
「とりあえずお茶でもしましょうか」
いきなりホテルではないし、とりあえず時間制限も言われていないという点はデリヘルではないですね。いちおう交際クラブなのか。
タカハシさんとファミレスに入ってお茶をします。
「けっこう若いけど人妻なんですか?」
「いえ、実は私、人妻じゃないんですよー。クラブの人から『人妻だって言うように』って言われてたんで」
「えっ、でもそんなこといきなり言っちゃっていいの?」
「そうですね(笑) でも人妻が好きなんですか?」
「そうでもないです(笑)」
「じゃあ大丈夫ですね(笑)」
彼女の名前はカクコといいました。なんと21歳の現役女子大生だそうです。
30にしたら若いけど20歳そこそこにしてはフケているなあw
すっかり打ち解けた僕らはその後ホテルへ。
何と表現したらいいのか……ものすごく荒々しい対戦でした。まるで取っ組み合いをしているかのような。
カクコはパッと見は清楚な感じもするんですけど彼女って清楚というよりは〝地味〟というか、もっとオーバーにいうと〝武骨〟と言ってもいいかも知れません。
色気がないわけではないのですが、ちょっと体育会系な感じ。
でもそんな彼女のスポーツ(格闘技)のようなアレはなかなか楽しかったのです。
僕らはその後も逢瀬を重ねるようになります。
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