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乱交ノ世界(84)アンザイさんのはなし ⑬シークレット・パーティ


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『Black Pagoda』(facebookより)

 

 

↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。

00年代の「大人のパーティ」に関するお話です。

 

 

アンザイさんには実は昼間の仕事があったようなのですが、それが何だったのかはよくわかりません。

たぶん2、3回ぐらい聞いていると思うんですけど「美容関係の何か」とか「フリーでいろんな注文を請け負っている」とか、ふわっとした答えばかりで最後まで把握できずじまいでした。

 

でも、決して彼女が昼職もしていたのは嘘ではなくて、その証拠におそらくその仕事関係で知り合った女性をスカウトしてきたと思われる女性会員にいわゆるプロは少なかったことからもわかります。

 

しかし、その本業の収入よりもパーティーの収入のほうが多かったのは確かです。

僕も自分で開しようと思っていろいろ試算したことがあるのですが、アンザイさんのところはリピーターが多く、それだけでも十分にペイできるうえに女性会員への〝謝礼〟がかなり少なめです。

エンドウさんみたいに自分が来たくて来ている人はタダだったりします。

 

従って男女ともに会員が多く、パーティの開催回数も多かった00年中ごろあたりまでは相当稼いでいたと思われます。

 

しかし、00年代の後半ぐらいから、女性会員が減り、男性会員も新規の人をあまり見なくなりました。パーティの規模は最盛期の半分以下になっていたので、アンザイさんの収入も激減したと思われます。

 

実は僕はこの頃からアンザイさんは〝別の仕事〟を始めたのではないかと思っています。例えばこんなことがありました。

 

「今度常連さんに頼まれて特別なパーティをするんだけどさ。××さんの接待らしいのよ。ゴーゴーもこっそり見にくれば?」

 

××さんというのは誰でも知っている超有名なアスリートです。あてずっぽうに10人ぐらい挙げると当たってしまうおそれがあるので競技ジャンルごと伏せます。

 

ですので、さすがに僕も見てみたいと思って当日教えられたホテルに行ってみました。アンザイさんは部屋に案内してくれました。

まだ時間にはかなり早いので、誰もいません。

 

「こんなの用意しておけって言うから、ほら」

見せてくれたのは機関銃でも入っていそうな木箱に入ったシャンパンのマグナムボトルでした。

ふだんのパーティではこんなのありえません。普通に缶ビールです。

 

「こんなのも買わされちゃってさあ」

 

トランクを開けるとバニーやらバドガールやらセーラー服やらのコスプレが一式。

これは楽しそうです。めっちゃわくわくしてきました。

さすがVIP、スペシャル感が漂ってますね。

アンザイさんもいつもより小ぎれいだし。

 

ところが衝撃の一言が。

 

じゃあ、ロビーにでも居れば。××さんが来るのを見れるかもよ」

 

ガーン。僕は中には居れないんかいw

 

結局、ずっとロビーでアホ面下げてまっていたのですが、××の姿は見れず。

すっかりアンザイさんにかつがれたと思ったんですが、後日女性会員の1人が、

 

「××?来たよ~。3人がかりで相手したから大変だった」

 

と言っていたので、どうやら本当っぽい。

超有名人なので、もしかしたらホテルの地下駐車場とかから直接部屋に来たのかも知れません。

 

このとき僕は、僕ら普通の男性会員が参加するいつものパーティ以外にもVIP専用のパーティをアンザイさんが手掛けていたことを知ったのでした。

 

 

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