↑のゴーゴーバー画像は本文とはまったく関係ありません。
00年代の「大人のパーティ」に関するお話です。
新宿二丁目で朝の10時までつきあわされて以降も、パーティ以外でアンザイさんと飲みに行くことはちょいちょいありました。
もちろん2人きりということはなく、いつもボーイズかパーティの常連さんなどが一緒でした。
いや、もしかしたら2人きりというシチュエーションも、もしかしたらあったかも知れません。別に2人きりでも彼女が相手だとまったく異性とは意識しないので、正確なところは覚えていないんです。
新宿二丁目にも行きましたが、僕が行く前に必ず「長丁場はつき合わないから」と重々釘をさしてから行ったため、深夜には帰してもらえました。
まったくの余談なんですけど、僕の飲みかたはがぶがぶハイペースで飲んで泥酔して潰れたら終了、というスタイルでして、せいぜい6時間ぐらいが限界です。そこから先は悪酔いモードになってしまうので、長時間だらだら飲むのが非常に嫌でした。
今ではさすがに多少ペース配分できるようになりましたけど。
僕はアンザイさんの長丁場の飲みにはつき合いませんでしたが、アンザイさんは他の常連のおじさんたちやいつの間にか二丁目にたくさん友達もできたようで、そういう人たちと一時期はかなり飲み歩いていたようでした。
ときどき酔っ払って深夜に電話をかけてくることもありました。
女性会員や男性に関する愚痴やら相談ごとやら、そんな内容でしたが、なんせ深夜の2時とか3時でしたし、たいがいアンザイさんが一方的に喋るだけなので、おそらく僕はほとんど聞き流していたと思います。
よくそんな深夜の電話にちゃんと相手したと思われるかも知れません。まあ、そんなにちゃんとは相手していないんですけどw
実はこの頃僕の仕事はだいたい夕方から深夜までということが多かったのです。
帰ってくるのが1時ぐらいだから、つい出てしまうんです。
しかし、仕事終わりでご飯食べながら1杯やるくつろぎタイムを邪魔されるのは嫌でした。しかも、この当時なぜか僕には深夜に病んだ電話をしてくる女性の友達が3人ぐらいいたので、僕のほうが病んでしまうんじゃないかと思ったこともあります。
中には電話に出るやいなや開口一番に「心が寂しくて……」なんて言い出すなかなかヘビーな女もいました(さすがにこのときはガチャ切りしてしまいました。すぐにかけ直しましたけどw)。
だから、アンザイさんはまだライトなほうだったと思います。
まあ始まると1~2時間平気で経ってしまうのにはまいりましたけど。
それでもやっぱり病んでいたんでしょうねえ。
思えば、知り合って間もない頃、ライターさんの取材を仲介したときに深夜にものすごく理不尽なクレームを入れられたことがありました。
あれもそんな病んだ電話だったのかも知れません。
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その夜の電話も、どうせいつもの愚痴と悪口の電話だと思っていました。
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