'23年冬ドラマ　雑レビュー（前編）

冬ドラマレビューです。

GP帯の民放ドラマをすごく雑にレビューします。

最近、ネット配信にも使い回せるためにドラマ枠が増える一方で見るのにとても難儀しております。いちおうNHKも見ているもので、朝ドラと大河を除いても週に14本ぐらい見ている勘定になります。さらにこれに深夜ドラマが加わるので、もはや何のために見ているのかよくわかりません。

いつもは「見るのしんどい」ってなったらバシバシ途中離脱するのですが、今期はなかなか離脱できなくて、今のところGP帯12本はフォローしてます。つらいです。

そんな冬ドラマ12本を「好き」な順に並べます。「おすすめ」ではありません。

※平均視聴率は2/13日時点のもの。オンエア回数は４～６回とバラつきがあります。

テレ朝刑事もの、とくに『相棒』なんかは視聴率的にはトップなんですけど、なぜか多くのサイトで民放ＧＰ帯ドラマにカウントされないので除外してます。

1位　『ブラッシュアップライフ』　

日テレ日曜10時30分　5.86% 11位

今期一番話題になっているドラマです。なのに世帯視聴率はビリから２番目ｗ

評価の高いドラマってだいたい視聴率は低いというのが定番ですけど、いかに視聴率という数字がドラマの人気の指標としてはアレなのかよくわかりますね。

だから多少低くなったぐらいで「爆死」とか騒ぐなと（天唾）

内容は主人公が人間に生まれ変わるために何度も人生をやり直すという内容なんですけど、そんな設定が現実的か非現実的かなんて気にならないくらい面白いです。

張り巡らされた伏線、あるある満載の何気ないトーク、微妙に豪華な出演者と枚挙にいとまがないんですけど、ネットニュースがいっぱい褒めているので詳しくはそちらをｗ

2位　『リバーサルオーケストラ』

日テレ水曜10時　6.48%　９位

2位～５位は僕の中では団子状態でどれがどこに来てもあまり差しさわりはないんですけど、面白く見ているといえば、やっぱりこれですかね。

天才指揮者と天才バイオリニストが弱小オケを立ち直らせるってのが『のだめカンタービレ』みたいって言われてましたけど、どこがじゃいって感じ。ライバルの一流オケ関係の悪い人ぶりがベタベタではあるんですけど、こういうのって見ていて楽ちんです。

そういう点では若者向きではないのかも。

個人的には主演の門脇さんには華が足りないんですけど、恒松祐里が３人ぶんぐらいキャピっているし瀧内公美さん好きなので良し♡

３位　『１００万回言えばよかった』

ＴＢＳ　金曜10時　7.32%　６位

幽霊なんですよねえ。メインキャスト３人の存在感すごいし、話の展開も面白いんだけど「でも幽霊ものなんだよなあ」と頭によぎるとちょっと醒めてしまいます。

幼馴染で恋人、プロポーズされる日に恋人の佐藤健を失った井上真央と、幽霊になった佐藤が唯一見えてしまう刑事の松山ケンイチの関係性が絶妙です。泣けるシーンもけっこうあり。井上真央も最近あまり出ていませんでしたけど、完全復活ですね。学会だけどカワイイです。

4位　『星降る夜に』

テレ朝　火曜９時　7.20% ７位

今期もっとも注目されたのは、女性大物脚本家３人が恋愛ドラマを手掛けるということでした。北川悦吏子『夕暮れに手をつなぐ』、安達奈緒子『100万回言えばよかった』、そしてテレ朝が「科捜研」の後枠にぶっこんだ大石静の『星降る夜に』です。

北村匠がろう者という設定なので『silent』とかぶっているとも言われましたが、全然かぶってないです。産婦人科医の吉高と遺品整理士の北村、生と死にかかわる職の２人ならではの生と死にまつわる数々のエピソードの中でラブストーリーが進行していきます。すごくちゃんとできたストーリーなんだけど、おじさんにはそれほど響かないんですよねえ。

やっぱりタイムリープとか幽霊とかのほうが向いているんですかねえ。

５位　『罠の戦争』

フジ　月曜10時　8.92％　３位