市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。
ゴゴ嬢の営業の手口についていろいろと見ています。
…間が空いてしまったので僕自身「そんな話だっけ?」ってなってますけどw
ゴゴ嬢との付き合いがSEXだけの関係からさらに進んでどんどん仲良くなっていくと、ある日突然〝借金〟や〝金銭的援助〟を申し込まれることがあります。
たいていの場合は単に金に困って何の悪気もなく無心をしているケースだとおもいますけど、ゴゴ嬢のビジネス脳的な見方でいけば、手塩にかけて育てたお魚を美味しくいただくやり方の、これも一つのスタイルだといえるのでしょう。
言われるがままにお金を出したとしても、もちろんゴゴ嬢はそうした〝借金〟を返済するつもりはさらさらありません。
そして、そういったお金を引き出す「母親が病気で」「弟が事故で入院」なんて口実も嘘八百だったりもするのですが、男性側は往々にして騙されます。
騙される、というよりは、「騙されてあげている」という優しさですよね、きっと。
ゴゴ嬢が嘘をついているとわかったうえで、大して懐の痛まない額なら出す、という人がほとんどなのではないでしょうか。
また、お金(さほど大金ではない額)を出すことで敢えて貸しを作り、ゴゴ嬢の要求がそれ以上エスカレートすることをけん制する、といった意味合いである場合もあったりするみたいです。。
男性側も、ゴゴ嬢の言動には常に猜疑心を抱えているため、このあたりの駆け引きは返ってこないお金をいくらまで出せるかという経済的な要素と、どれぐらいそのゴゴ嬢に愛着があるかという2つの要素の微妙なバランスが行動に直結するようです。
僕の場合は一人のゴゴ嬢とそこまで深い仲になったことはないので、お気にから金を無心されたことはありません。
たぶん初手から疑いすぎて仲良くなれないんだと思いますorz
でも、何度も書いてますけど、昔プーケットに行ったとき、出会った女3人連続で「弟がケガして入院した」「父親が重病で」と言われ続けたことがあります。
↓そのときのエピソードはこちら
初対面でそんなセリフを言ってくるって……。
彼女たちのダメ元でも言ったもんがちの精神は見上げるものがあります。
それとも、プーケットのようなフツーの観光地だったら通用するんでしょうかね?
次回はケーススタディです。
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