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続・21年春ドラマまとめ


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春ドラマまとめ、昨日読み切りのつもりだったんですけど、せっかくなんで残りの作品にも触れておきます。

昨日紹介したのは、視聴率トップ3と個人的に好きな作品2本でした。

……ということは、残っているのは視聴率があまり良くなくて僕が好きでない作品ということになります。今日は悪口多めでお送りします。

 

 

◎リコカツ

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全話平均9.0%

TBS金10。自由奔放な家庭で育ったファッション雑誌編集者・咲(北川景子)と厳格な家庭で育った堅物自衛官・紘一(永山瑛太)は運命的な出会いを果たし交際ゼロ日で結婚した。しかし新婚1日目にしてお互いの計り知れない価値観の違いに気付き、二人とも離婚を決意する。しかし、互いの実家、職場で大いに祝福され期待されて結婚した二人は周囲に離婚を切り出せず、水面下で〝リコカツ〟するのだが……。

 

決定的に価値観が違うことに気付いた二人が離婚する話だそうです。しかし、めちゃめちゃ仲が悪くなったはずなのに、いざ離婚を決意してみると相手の良いところも見えてくるという、まあ、ありがちな展開。当然ながら毎回のエピソードで目にする二人はむしろ仲の良い部分のほうが目立っています。だからあまり見る気にならなくて5話ぐらいで脱落しました。いい話に仕上がっているんですけどね。瑛太が演じる自衛官はなり切っていて見事です。

 

◎ネメシス

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全話平均8.7%

探偵事務所ネメシスは 横浜のさびれたビルの2階に居を構えている。メンバーは、天才的ヒラメ キで事件を解決に導く助手の美神アンナ (広瀬すず)、一見デキル男風だが実はかなりのポンコツ探偵風真尚希 (櫻井翔) 社長であり探偵歴30年の大ベテラン=栗田一秋(江口洋介)の3人だ。 天才助手とポンコツ探偵が数々の難事件を解決していく。

 

日テレ日10.5枠 すいません、これ、第1話で脱落したので、あまり内容わからないんですけど。要は助手の広瀬すずが探偵の桜井を差し置いて難事件の謎を解いちゃうみたいなんですが、関係者一同に謎解きをして見せるのはなぜか桜井。事件の真相をホントは知らないので、説明にしどろもどろになっている桜井に広瀬すずが懸命にヒントを送り続けるというシーンがすでにしんどくてソッコー見るのを止めました。

この枠は『3年A組』とか『あなたの番です』の枠なんですけどハズすと酷い傾向がありますね。でも前クールの竹内涼真のゾンビ物は評判悪かったですが、僕はちょっと好きでしたけど。

 

◎恋はDeepに

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全話平均8.4%

日テレではエース格の水10、『ハケンの品格』の枠です。

巨大マリンリゾート開発を巡って出会った、海を愛する魚オタクの海洋学者・渚海音(石原さとみ)と、ロンドン帰りのツンデレ御曹司・蓮田倫太郎(綾野剛)。リゾート開発を強行しようとする倫太郎と海の自然環境を守りたい海音、当初は対立する立場にいた2人だったが、次第に惹かれ合う。しかし海音には、驚くべき秘密が。海音はいったい何者なのか、そして禁断の恋の行方は?

 

フツーに恋愛ものと思いきや、ファンタジー要素濃いめの作品みたいです。石原さとみは海から来た謎の女で岩塩とワカメをふだん食しており、魚と会話ができるという、なかなかにぶっとんだ設定でついていけない人続出、今期ワーストの呼び声が高くなっております。個人的にはそのあたりはまだいいんだけど、〝ムズキュン〟的なところを意識しているのか、石原も綾野もカマトトがすぎる演出がひどいです。チューをした後、飛び上がってコーフンしてみたり、いいムードの二人を職場のみんなが小学生ばりにはやし立てたりと、駆け出しのアイドルならまだしも、30代後半のベテランが演じるには痛すぎます。でも逆に面白くて見てますけど。この作品を『恋ぷに』と略させようと誰かが試みたようですが、不人気作品ゆえ定着していません。

 

◎『着飾る恋には理由があって』

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全話平均8.0%

TBS火10。『逃げ恥』を祖先に持つ〝恋愛モノ枠〟。視聴率が振るわなくても一定の支持層があるみたいです。今クールは常に流行のファッションで着飾ったインフルエンサー女子とシンプルライフを追及するミニマリスト男の〝うちキュン〟ラブストーリーなのだとか。

インテリアメーカー広報で10万人のフォロワーを持つ真柴くるみ(川口春奈)はふとしたことから知り合いのシェアハウスで暮らすことに。そこで出会ったのが元・天才シェフにして現在はキッチンカーの店主・駿(横浜流星)ら縁もゆかりもない、年齢も職種もバラバラな住人たち。しかしそんな共同生活は彼女の凝り固まった価値観を変え、次第に新たな恋が芽生えていく。

 

何だろう。インスタの画面を模したオープニングの作りとか、インフルエンサーとかミニマリストとか浮ついた肩書きとか(残る二人もカウンセラーとアーティストだったりする)おじさんには鼻につく要素てんこ盛りです。シェアハウスも表参道に立つ超豪邸で、本気で家賃計算したら10万を越えそうです、シェアハウスなのに。これってトレンディドラマの手法では?

横浜流星がやけに軽い感じの役で「最初、誰かと思った」という声も多かったようで。

でも、視聴率は悪くはないし気に入って見ている人も多いようですねえ。個人的には体が受け付けないんですけど、こういうのも逆に見てしまいますw

 

◎レンアイ漫画家

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全話平均5.4%

最近さっぱりふるわないフジ木10。この枠なくなっちゃうんじゃないでしょうか。

漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女 子、そんな恋に不器用な二人のハートフルラブコメディー。 主人公・刈部 清一郎 (鈴木亮平)は、 人き合いが苦手の変わり者で、 外に出ることもほとんどなく、 常人には理解できない思考回路を持つ天才漫画家。一方、 夢無し、彼無し、仕事なしのアラサー女子・久遠 あいこ(吉岡里帆) は、 初恋の人の葬儀で、その兄の清一郎と衝撃の出会いを果たす。 無職のあいこに清一郎が出したとんでもない仕事の依頼は漫画のネタの ために疑似恋愛のミッションをする、というものだった。

 

うーん……。鈴木亮平は相変わらず演技が上手いし、吉岡里帆は可愛い。でも、なんかそれだけなんですよねえ。木曜日は他に見るものがないので何とか見てますけど。

悪いところもそんなにないんですけど、まあ面白くない。視聴率的にはぶっちぎりで今期ワーストなんですが、オンエア前にクランクアップしているため、打ち切りづらいんだそうです。またネットニュースでは『恋ぷに』のほうが叩かれることが多いように見受けます。ツッコミどころが多いんでしょうね。

 

先日紹介した『コントが始まる』『大豆田とわ子』はドラマ好きを称する人たちの評価は高いものの、視聴率は『恋ぷに』『着飾る恋には』と大差ありません。後者2作は僕は個人的にはおもしろ作品としてしか評価していませんが、こういうのが好きな層は一定数いて、その人たちからは評価されているようです。

つまり、ゴールデン帯のドラマといえど、テレビを見ること自体が空いている時間の過ごし方として選択する人が少なくなっている現在、一定層に受け容れられる作品を作れれば御の字、という状況になっているのではないでしょうか。

 

 

 

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