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ゴーゴーバーの経営人類学』をやさしくまなぶ ㊺ゴゴ嬢は女子の憧れ?(前編)


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『DC-10』GWに行ったらなくなってました((http://www.bangkok-infoguide.comより)

 

市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。

 

 

・稼ぐ女は「自立」できる?

故郷を離れてバンコクで働くゴゴ嬢たちは、故郷を捨てたわけではありません。

 

市野澤先生の見立てではゴゴ嬢の半数以上が子持ちだということなので毎月送金しているゴゴ嬢だっています。

 

ソンクランともなれば帰郷します。そのとき、羽振りのよいゴゴ嬢は手土産に家電製品を買っていったり、金のアクセサリーを身に着け故郷へ凱旋するのです。

 

また、バンコクや海外で成功したセックスワーカーの多くは地元の農民たちには手の届かないコンクリート造りの家を建てます。

 

このような成功者の姿を見て、地元民はさらに物質的欲望をかき立てられることはこれまでの研究でもたびたびレポートされています。

 

このように成功したゴゴ嬢は社会的にも力を得ているのだ、という意見もあります。

アメリカの女流作家・オジェールは

「一般的に言って、パッポンの売春婦たちは売春婦でないタイ人女性よりも多くの自立性と機会を持っている」と言いました。

 

それは言い過ぎだと市野澤先生は言っています。

しかし、「少なからぬ数のバーガールたちが男性客のみならずタイ人男性の夫や恋人に対しても大きな発言力を持ち、行動するにあたって自らの意思による決断を優先する」とも言っています。

 

つまり、自立とは言えないまでも、稼げるようになることでダンナやフェーンにデカいツラさせないようにできている人もいるみたいです。

 

憧れはキラキラした生活

ゴゴ嬢たちもフツーに若い女のコなので、ファッションと異性に関しては大きな関心を持っています。

 

日々の服装やメイクは仕事のためだけではなく、自分の好みでやっている場合が多いです。ゴゴ嬢たちの洋服、化粧品、アクセサリーへの物欲は強く、これがおカネが欲しくなる動機であるケースは多いでしょう。

 

オシャレしてキレイになることはより「良い客」を捕まえる武器となります。「良い客」とは、気前がいい客であることはもちろん、好きなタイプの男も含まれています。

もう一つの高額アイテムである携帯電話も、客と連絡をとるためには欠かせません。

 

このようにゴゴ嬢の消費行動は仕事とプライベートがごっちゃになっていて、以前書いたように、仕事とプライベートの境界があいまいなゴーゴーバーならでは、とも言えそうですね。

 

タイ女性たちの関心は、買い物と散財だけではありません。

農村の人々が都会生活に思い描くキラキラした生活への憧れにも関心があることは、これまでにも指摘されています。

 

さまざまな商品を購入することは、ライフスタイルの変革も意味しています。

若者たちにとっての先進的なスタイルはテレビなどのメディアで流されるキラキラした富裕層の生活やCMであり、イコールバンコクでの消費生活ということになるのです。

そんな生活への憧れが、地方の若者の上京を後押ししています。

 

そんな若者たちにとって、ゴゴ嬢という職場環境は煌びやかなライトとポップミュージックに彩られたきわめてキラキラしたものと言えます。

ナマで外国人と話したり、一緒に遊んだりすることは、とてもキラキラしていて、憧れでもあるのです。

 

そして、あか抜けたファッションで着飾り、携帯を持ち、仕事と称してディスコやプールバーで夜遊びをすること、複数の外国人とSEXを楽しむことが、現代的なキラキラした行動スタイルだと考える人もいるのです。

 

もちろん、道徳的には好ましくないし、危険も多々ありますが、ゴゴ嬢という仕事は何だかわからないけどイケてて魅力があるのです。

 

 

何年か前に女の子が憧れる職業ランキングでキャバ嬢がランクインして話題になったことがあったように思いますが、あれみたいなもんでしょうかねえ。

最近のワードで言えば「港区女子」的なw

 

しかし、ちょっと前にタズヤンがナンパバトルをして炎上した件などを見ていると、一般的なタイの人はエロに関しては、保守的なような気がします。

日本では大卒の風俗嬢なんて珍しくもないけど、ゴゴ嬢には皆無ですよね。

そういったところにも、保守性やセックスワークへの偏見を感じます。まあ、まず進学率が全然違うってのもあるんでしょうけど。

 

コヨーテなんかだと憧れる人も多そうですけどね。

 

続きます。

 

 

 

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