TOKIOの長瀬智也が来年3月をもってジャニーズ事務所を退所、
残りの3人のメンバーが〝株式会社TOKIO〟を来年3月に立ち上げて、ジャニーズ
の関連会社としてやっていくことが発表されてます。
昨日からワイドショーではひとしきりその話題が取り上げられています。
長瀬クンは制作関係の〝裏方〟としてやっていくんだそうで、
残り3人が子会社としてやっていくのは〝辞めジャニ〟的には新しい身の振り方だと、
3人(まあ、病めちゃう長瀬クンも入れたら4人か)の新たな門出を祝福する報道が多い
んですけど、どうにもうさんくさい。
警察や官公庁の〝番記者〟よろしくお気にの記者だけを集めて〝大本営発表〟をやるの
は、あの事務所の常とう手段です。
今回、スポーツ紙などに3人が新会社の構想を語っているのはまさにそれです。
「ネタをやるから悪口は書かんように」というやつです。
「ほうら、こんなに円満に退社しますよう」とアピリたいのです。
面子はだいたいスポーツ紙、女性誌など、ふだんから取り込まれがちなメディアが多い
んですが、今回は文春も入っているんでびっくりしま
した。
実は文春は長瀬クンの退所をすでに2月にスクープしているのです。
しかも「退所か?」なんて曖昧な書き方ではなく、
「2021年に退所へ」としっかり断定してます。本人を直撃してウラを取ったのでしょ
う。
昨年9月に、ジャーニーさんが亡くなって、事務所の求心力は落ちたと言われていま
す。SMAP解散後も仲の悪いキムタクがいる事務所に残留し続けていた中居クンも2月に
退所と新会社設立を発表しました。他にも昨年から錦戸亮、手越裕也が辞めており、
長瀬クンや山下智久らも「辞めるのでは?」と囁かれていたのです。
「2018年に山口達也が不祥事を起こしてグループを脱退してから、TOKIOの音楽活動
はストップしたままです。作詞・作曲まで手掛ける長瀬は、メンバーの中でも人一倍
音楽活動にかける思いが強い。バラエティ中心の活動方針を不満に感じて、事務所と話
し合いを続けてきました。来年1月にすでにドラマのスケジュールが入っているとのこ
とで、3月いっぱいで退所となったのです」(芸能記者)
では、残る3人の処遇にそこはかとなく〝勇退〟ムードが感じられてしまうのはなぜだ
ろうか。
「退所者が増えていることに加えて、稼ぎ頭の『嵐』の活動休止も目前に迫っていて、どことなく世代交代のムードが漂っています。『SixTONES』や『Snow Man』をデビューさせた滝沢副社長が若返りをはかっているのだとも、3人がそれを察してのことだとも囁かれていますが、実のところはわかりません。もっとも『鉄腕DASH』のようなカラダを張った企画は年齢的にきつくなっているみたいですよ」(前出)
いずれにしても〝やめどき〟なのかも知れない。