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福山雅治が写真週刊誌に苦言を呈した件への苦しい言い訳


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『SCOOP!』より。この映画観てないなあ。

 

 

「守られるべきものが守られていない気がする」

やや古い話題ではありますが、福山雅治が子供の写真を写真週刊誌に掲載されたことについて苦言を呈した件。

自身がパーソナリティをつとめるラジオ番組にて10日に発言したことなのですが、芸能マスコミに波紋をよんでおります。

問題となった記事は『FRIDAY』7月6日発売の号に掲載されたもの。福山の妻である吹石一恵と子供が幼稚園から帰宅する様子を撮ったものです。

記事の内容は当たり障りのない、言ってしまえばどーでもいい内容でとくに目くじらをたてられるような〝イジり〟をしているわけでもありません。もちろん子供の画像にはモザイクがかけてあります。普通であれば「まったく問題のない記事」として、まあ当人は不快でしょうけどそのままスルーされるべき案件です。

実際、『FRIDAY』の同じ号には他にも芸能人の子連れショットが2組掲載されているのですが、苦言を呈したのは福山だけです。

 

福山は、本人曰く、これまで自身が取材を受けることなく報道されてきた記事に関しては、まったくリアクションすることなく、完全にスルーするという姿勢を貫いてきたそうです。

それは、「日本のエンタテインメントという仕事に携わっている人間として、まぁ、こういうこともあるのかなと。まぁ、それもひっくるめたのが、エンタテインメントなのかなと」と思っていたこと。さらに自分が何か発言することで、記事の宣伝になってしまうというジレンマからだったと言っています。

しかし、今回あえて発言に踏み切ったのは、子供に関することだから。

いくらモザイクで加工しても、復元できてしまうかもしれない恐ろしさを指摘、さらにそれが嫌だということを、子供のためにもきちんと意思表明するべきだと思ったからだそうです。そしてそれは子供に対して父親としての姿勢を明らかにするためでもあったと言っています。

子供に対して、きちんと説明できる状態。十分に納得してくれる状態。というものにするのが、親としての努めなのではないかなと思っていて、僕の仕事がこうだから、だからこういうことになっているんだよね。嫌だと思っていること、違うと思うことを、ちゃんと子供に説明できる。子供に納得してもらえる状況を作るためには、違うと思っていることや、嫌だと思っていることはしっかり発言し、発信していくべき」

 

福山ほどの影響力のあるタレントが、これだけ強硬な姿勢をアピールしたことには非常に大きな意義があります。

これまで、僕も末席を汚している〝マスゴミ〟の中でも〝ゴミ〟呼ばわりされがちな週刊誌や女性誌などのメディア界隈では、顔さえ隠せば子供の写真掲載はアリ、というのが常識でしたし、とくに女性誌では子育てに関する話題は定番中の定番だったからです。どこをお受験させたとか、こんな塾に通わせているとか。

最近はさすがに入れなくなりましたが、幼稚園や小学校の運動会に潜入する、なんて糞みたいな仕事も20年ぐらい前までは季節の風物詩みたいなものでした。

以前はテレビのワイドショーもその手の取材をしていたように記憶しておりますが、現在ではしていません。熱愛スキャンダルなども独自取材はせず、雑誌などの記事を〝二次報道〟するという他人のふんどしで相撲を取るスタンスに逃げています。

 

まあ、いちおう言い訳だけさせてもらうと、マスゴミとていくら芸能人の家族だといっても子供を含む一般人をわざわざ撮りにいくようなことはしない、ということです。今回、福山のご子息の写真が掲載されたのは、一緒に女優の吹石一恵が一緒だったからでしょう。

一般人を狙うのがアリだとすれば、石原さとみのダンナあたりなんてとっくに餌食になっていると思います。

でも、そんなことを言っても芸能人のプライバシーを追いかける仕事自体、決して褒められたものではないものですからね。

 

そんな業界の慣習に対して今回福山が言い放ったことはあまりに正論です。吹石との熱愛発覚のときも、あの手この手で取材をさせなかった彼なので、単にプライベートを撮られて頭にきているんだろうという見方もできますが、彼が言っていることは正しい。反論をすればするほど、われわれがクズがということが露呈してしまうでしょう。

 

これまでにも芸能人本人の報道に対する強硬な意思表明というのは何度かあったようです。もっとも有名なのはビートたけしの事件ですね。そしてそのたびマスコミは自らの仕事を反省することを繰り返しています。もちろん同じことを繰り返しているわけではなく、その都度状況は改善されていると思います。

 

まあ、そういう時代の流れ、なんでしょうねえ。最近、この手の話題へのコメントを見ると露骨に嫌悪感を示すコメントが増えているように感じます。ニーズがあると感じているからこそ〝汚れ仕事〟でもやるわけで、ニーズがなくなっているのならばやる必要はないのです。もっともニーズがある人たちはこの手の話題にはコメントしない気もしますし。ともあれ、われわれマスゴミは自分たちのお仕事のあり方をあらためて考え直すべき時期がまた来ているのかも知れません。

 

 

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