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よるのたび シンガポールナイト(1)シンガポールの夜


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オーチャードタワー(tripadvisor.jpより)

 

 

クアラルンプールから数時間、バスにゆられてシンガポールへやって来ました。

そもそもシンガポールへ行くつもりはありませんでした。

 

沖縄からここまで、なるべく飛行機を使わずに来ました。これまで飛行機に乗ったのは、台湾の高雄~香港間だけです。しかし、インドへ行くには飛行機で行かなければ入れないようなのです。

インドへはシンガポールで航空券を買うよりも、 バンコクで買ったほうが安いと聞いていました。だから、最初僕はバンコクから直接インドへ行こうと思っていたのです。

 

それでもシンガポールに行くことになったのは、 11月に日本で結婚する予定の友人が駐在で住んでおり、僕は出席出来なさそうなのでお祝いしてあげたかったからです。

あと、シャーデーがマレーシアに行きたがっていた、というのもあります。

お祝い用にバンコクの伊勢丹でちゃんと熨斗袋も探して買ってきています。

 

市内のゲストハウスにチェックインすると、いの一番に友人の携帯に電話しました。 

「ああ、オレオレ。さっきシンガポールに着いたんだけど」

「え・・・オレ、出張でインドなんだけど」

ええ~~~~~っ…………。

 

せっかくヒマになったので(?)

シンガポ-ルで遊んでみることにしました。

その頃のシンガポールと言えば、道端でタバコも吸えないようなクリ-ンに過ぎるイメージの国でした。今でこそ日本も路上禁煙で建物でも禁煙と、じゃあどこで喫うんだよ!と泣きそうになるほど喫煙者に冷たい国になってますが、当時はシンガポールの〝路上禁煙〟というのはまだまだ異様でした。

そんな国に友人の結婚を祝うという用事さえなければ来るつもりはありませんでした。

 

ところが実際に来てみると街中のいたるところに灰皿のついたゴミ箱が置いてあり、

路上でゴミを捨てたりタバコを吸ったりする環境は日本よりもはるかに整えられています。なんだ、日本より自由じゃん。

 

遊びのほうもなかなか自由なようです。

ネットを調べてみるとなんと〝公娼〟とまで言ってしまっていいのかどうか、 法的に厳密なところはわかりませんが、とりあえず当局がお目こぼししている置屋街まであるらしい。街の中心部からやや離れたスタジアム近くのゲイランというところと、 あとチャイナタウンにも。

さらにオーチャードタワーというところにバーが何軒か入っていて、 そこに溜まっている連中もいるらしい。

いずれにせよシンガポーリアンよりもタイやマレーからの出稼ぎのコのほうが多いとのことです。

 

置屋とバーの二択だったら、やはり僕的にはバーでしょう。 どうも〝ちょんの間〟って落ち着かないんですよねえ。スワイパーにはあれだけ通いましたが。

お酒を飲みながら会話して、良い感じだったらホテルでしっぽりと。

そんな勿体ぶった遊び方がいいです。

 

オーチャードタワーは地下鉄のオーチャード駅から歩いてすぐの場所にありました。

ブランドショップや高級ホテルなんかも立ち並んだあたり。

買い物袋をたくさん提げた日本人観光客の姿もちらほら見かけます。

ビルは中央が吹き抜けになっていて、 4階までの回廊にネオンきらびやかなお店が並んでいます。

何となくバンコクのナナプラザを思い出してうきうきしちゃいます。

まあ、あそこまで繁華でいかがわしくはありませんが。

「ニホンジン?」

ビルに入ろうとすると不意に、頭のうすい中国系のおっさんに呼び止められました。

(続く)

 

 

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