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よるのたび プノンペンナイト(3)「No drug , No weapon!」


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最近はこんなにお店もあるみたいですが(http://maniac-hongkong.com/より)

 

 

スワイパーへはその後も何日か通いました。

茶店の周りの置屋は扉は閉まっていたものの、実は営業していたようで茶店でコーラを飲んでいると、たまにファランや日本人が来ることもありましたが、総じて人の出入りは少なかったです。

僕もここの茶店でまったりするのはとても好きなのですが、ここで買う気はありません。昔、何度か遊んだことはありますが、ホテルへ連れ帰らずに置屋で遊ぶ場合、いろいろと障害があるのです。

例えばおそらく天日に干したことなど一度もなさそうな湿気をまとってずっしり重くなった布団や、なぜか砂のジャリジャリした感触があるマットレスなど、いろいろと野趣あふれすぎていてしんどいです。

加えていうなら、女のコも素朴すぎるし、シャワーは甕に貯めた泥水だし。

僕が潔癖過ぎるってこと決してはないと思います。

 

夜になりました。僕が知ってる女のコが集まるディスコや置屋などは宿から少し距離がありました。調べてみると、歩いて行ける距離に外国人向けのバーがあって、そこに女のコが集まっているらしい。

何でもホーチミンで行った『Apocalypse now』の姉妹店のようです。店名はやはり『地獄の黙示録』にちなんだ店名でしたが、ど忘れしました。便宜上、ここでは『Apocalypse now』にしておきます。

ちなみにホーチミンの店は現在でもありますが、プノンペンの店はグーグルマップ上では見当たりません。

 

プノンペンにも近年ではバービア的なものもかなり出来ているようですが、現在のようにそんなにあちこちにはなかったし、そういった店が密集した飲み屋街的なものもなかったと思います。

 

キャピトルからモニボン通りを越えて東の王宮方向へ。大通りではないのでけっこう寂しいです。政府の機関や外国公館などもある通りなのですが、夜にやっている店はあまりないようです。

数年前だと夜にこんな人気のない通りは怖くて歩けませんでした。実際現地の人からは「夜は出歩かないように」と言われていました。今はどうなんでしょうね。

いちおう開いている飲食店などはあるみたいですが……やっぱり人気がないところは1人でうろうろするべきではないのかも知れません。

 

目指すバーは5階建てぐらいの廃墟みたいなビルにありました。看板もなにもありませんが、2階のテラスが席になっているのと人影もちらほら見えます。

でも、ビルの入口が完全に廃墟のそれなんだよなあ。

勇気を出して闇の中にぽっかりと開いたビルの入り口に入ります。

入った場所は少し広い踊り場のようになっており、天井からぶら下がった照明が申し訳程度に薄暗く2階へと続く階段を照らしていました。

 

階段の横の壁は一面に青いペンキで塗りたくられ、砲弾に目と鋭い歯があるマンガのキャラクターのようなイラストが雑に描かれています。戦闘機乗りが愛機にデコるステッカーみたいなキャラです。

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こんなの。

そしてその上には書きなぐったような文字で「No drug, No weapon!」とでかでかと書かれていました。よく見ると踊り場の隅には金属探知ゲートみたいなものも埃をかぶっています。

(ドラッグはともかく武器って……)いろいろとビビる要素てんこ盛りです。

僕は薄暗く照らされた階段を一段ずつ上り始めました。

(続く)

 

 

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