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よるのたび バンコクナイト(9)クアラルンプールナイトじゃないのか


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こういった素晴らしいアートにも目もくれず(tripadvisor.jp)より

 

 

ペナン島へ来ました。

島の中心部はジョージタウンという、街全体が世界遺産になっている由緒ある街です。

そもそもはイギリスの東インド会社の拠点として開かれたという歴史があり、西洋風、中華風、インド風の様々な古い建物が建っています。さらに街の外にはビーチリゾートもあり、マレーシア第2の都市でありながら、リゾートとしての一面も持っているようです。何より南の島特有の太陽と潮風にさらされて死んだサンゴのように白っぽくなった街並みが僕は好きです。沖縄とかにもこんな感じ、ありますよね。

当然ながらバックパッカーはこういうとこ、大好きなので街中には手ごろな感じのゲストハウスも多々あります。滞在しやすいと思うよ、こういうとこ。

 

しかし、シャーデーはあまりペナンを気に入っていないようでした。

まあ、ゲストハウスの周りを歩いている限り、バンコクのヤワラーとそんなに目先は変わらない、という意見には「確かに」と思います。あれよりも、もっと南国テイストが加わっていると僕は思うんですけどね。

 

さらにお昼に食べたのが「海南鶏飯」だったのもマズかったのかも知れません。

カオマンガイですもんね。ただ、その店はタレに茹でた肝の一部を溶かして食べるようになっていて、それはたぶんタイでは食べたことはなかったし、独特のものではないかと思いますが、あまりに微々たる違いなのか。

 

「クアラルンプールに行きたい」

何とか言い聞かせられないかと試行錯誤しているんですけど、とっても強硬なシャーデーです。

どうも彼女はビーチとか、歴史ある建造物とか街並みとか、そういったものには一切興味がないようです。そういえば昔、一緒にパタヤに行った時もビーチには行かなかったもんなあ。都会っぽいもの、洗練された大都市なんかが好きらしい。

 

なので、

「街のあちこちにストリートアートがあって本物みたいらしいよ」

と、僕が一生懸命に街の見どころをプレゼンしてみても、彼女を翻意させることはできませんでした。結局翌日の朝のバスでクアラルンプールへ向かうことに。

ついにビーチは見ずじまいでした。

 

再び濃い緑の中、なめらかに舗装された漆黒のアスファルトをバスで数時間走り、クアラルンプールへ。チャイナタウンのゲストハウスへチェックインしました。

荷物を置いて、夕食がてら街をウロウロしますが、もう見るからに都会です。

しかも、バンコクみたいに汚い都会じゃなくて、街のそこここが小洒落ているし、キレイなんですよ。やっぱりマレーシアってタイよりも全然都会なんだよなあ。

 

シャーデーの機嫌も良くなったのはいいんですが、露店のどうでもいい品物にやたらと食いついています。いかにもパチモノっぽい化粧品や、どこかで見たことがあるんだけど知ってるやつとは絶対に別物の謎のキャラクターがデザインされたTシャツなんかはまだいいとして。

20種類ぐらい布袋に入った状態で並べられた豆とか、漢方薬の原料にも炙って酒のあてにして食べるやつのどちらにも見える干物とかをガチ買いしようとするのだけは勘弁してほしいものです。

「なんでそんなものを買うの?」と聞くと、「家族にお土産を買って帰らないと」と、もっともらしいことを言うのですが、センスかなり悪いから。

そんなものを買って帰られて家族は本当に嬉しいのかな? 喜んでいるとすればそれはそれで考えものです。

呆れる僕にはおかまいなしに、露店めぐりに精を出すシャーデーでした。

 

 

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