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『ゴーゴーバーの経営人類学』をやさしくまなぶ ④セックスワークの単価と収入


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『Black Pagoda』(facebookより)

 

 

市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。

 

 

風俗業の客単価は客層によってピンキリです。

地方の置屋など低所得層のタイ人男性がメインの客層となる業種では、1回のセックスのお値段は100~500バーツ程度です。

 

一方で欧米人や日本人を相手する業態はショートタイム1回で1500バーツ以上があたりまえで、タイ人富裕層相手のカラオケクラブなども同様となっています。

 

ただし、ゴーゴーバーなど客との直接交渉を行う業態では、サービスや単価は曖昧で個人による差は大きいです。

 

ちなみにあくまでこのお値段は00年ごろのものです。最近だとショート3000ぐらいが主流のような気がするんですけど、どうでしょう?

最近、全然そういうことしてないんで正確な金額がわかりません;;

 

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本書に掲載された表をもとに作成。分かりづらい業種をいくつか省略してます。

上の図は例のポンパンチット先生がまとめたものです。

置き屋の人でも月収2万は稼いでいますけど、まあまあ良い稼ぎに思えていまいます。

ゴーゴーで月に5万も稼げるというのも、みんなそんなに稼げたんかなあと。

 

単価はだいたい合っているような気がするんですけどねえ。

1日客1人ということはほぼ毎日ペイバーされている勘定ですから、それはなさそうな。

 

もちろん売れっ子はもっと稼いでいると思いますけど、そんなコは店に1~2人。

でも従業員は月給5000ぐらいですし。

 

第2章の前半をまとめました。

後半は「観光志向のセックスセクター隆盛の歴史的背景」。

タイトルだけ見るとたいへんなことになっていますけど、要はなぜタイが外国人向けの性風俗天国になったのかということのようです。

 

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