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ゴーゴーバーの経営人類学』をやさしくまなぶ (68)ゴーゴーバーってホスピタリティ産業なんだってよ(前編)


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『Butterflies』メリークリスマスってことで (Instagramより)

 

市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』(03年)の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。

本書に描かれているシチュエーションは20年前のものなので、金額などはそのあたり含みおきください

ゴゴ嬢の思考や行動も当時とはけっこう変わってきていると思います

 

 

今回より第5章、最後のパートに入ります。

たぶん、これまでのまとめに該当するパートではないかと思います。

 

…思います、というのは、かなり学術的な説明が多く、ケーススタディもないパートなのでとにかく読みづらいです。全部読めていません。

当初はすっ飛ばそうかとも思ったのですが、まとめ的な内容が入っていそうなので、読んでみています。

 

もしかすると、とんでもない読み違いをするかもしれませんが、ご容赦のほどを。

 

 

旅行(観光)関連業、外食産業、レジャー産業といった業種をホスピタリティ産業と称することがあります。

 

これはサービス産業と言われる業種のなかでも、とくに受け手と与え手との〝関係〟によってより多くより質の高い付加価値を提供することができる、という意味合いが込められています。

 

なんかあまりピンときませんけど、「ホスピタリティ」をググると、「心からのおもてなし」「深い思いやり」などと出ております。

サービス業、というくくりだと、それこそ運輸や郵便、飲食から医療や教育まで、とかなり幅広い仕事がありますけど、その中でも「お・も・て・な・し」することがサービスだということなのでしょう。滝川クリステルにはおもてなしされたいです。

 

そして、ゴーゴーバーを一つの産業として見ると、まさにこの「ホスピタリティ産業」に該当するようです。まあ「おもてなし」大事ですもんね。

ゴゴ嬢やウェイトレスさんたちのお仕事は、ホスピタリティ産業の中でもとくに人と人との関係がキモになるお仕事だと言えるでしょう。

 

それは、ビジネスの関係だったはずが、いつのまにかおのれの感情に溺れてしまって、サービスの提供者と被提供者の間に、ときにはビジネスとしてはありえない行動をとらせてしまうことすらあるほどです。

 

ゴゴ嬢という仕事は客との関係においては、カネへの執着と情の間で生じる論理的な矛盾がよく見られます。

 

このようなゴゴ嬢という職業特有の概念を市野澤先生は「オクシモロニック・ワーク」という独自の言葉で命名しています。なんかまた難しい言葉が出てきました。

 

これは「面白ワーク」ってことではありません。…………すみません。

「意味が矛盾する二つの語句を並べて言い回しに効果を与える表現法」という意味だそうです。「無慈悲な親切」とか「ゆっくり急げ」とか。わかるようなわからんような。

 

次回、この小難しい言葉の内容について説明…できるかな?

僕もよくわかってないかもw

 

 

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