市野澤潤平氏著『ゴーゴーバーの経営人類学』の内容をときどき感想などもはさみつつ紹介しています。
本日はゴーゴーバーの営業実態について解説しているパートです。
『ゴー経』は学術書なので、読む人の大半はゴーゴーバーなぞ行ったことがない人を想定して書かれております。
そういった人向けにゴーゴーバーについて根本から解説しているのです。
一度でもゴーゴーバーに足を踏み入れたことがある方であれば、本項は少々退屈かも知れませんが、初心者や知らない人向けにはとてもわかりやすくまとめてありますので、紹介します。
1.ゴーゴーバーの店内
ゴーゴーバーのコンセプトは、そもそもアメリカンスタイルの酒やドリンクを提供するストリップティーズ・バーにあります。
店の中央部にステージがあり、暗い照明の中でミラーボールや原色の投光が揺れる中で、水着やランジェリー姿、もしくは裸のダンサーがセクシーに踊るバーです。
まあ、実際には棒立ちに近い感じでちょっと揺れている程度の店も多いですけど。
ステージの高さは1mほどで、ところどころにステンレスのポールが天井までのびています。ステージの周りにはカウンターテーブルが配されてダンサーを手をのばせば触れられる距離で下から見上げるかたちで飲めるつくりとなっています。
こういった〝かぶりつき〟は日本のストリップの場合は良く見えますけど、ゴーゴーだと目線がゴゴ嬢の足元になってしまうため、あまり良い席とは言えません。
下半身はよく見えますけど顔が見えないw
ステージの周囲にはさらにテーブル席やソファ席が配されており、くつろぎながらステージを眺められます。
2.営業時間
バンコクのゴーゴーバーの営業時間は午後7時から午前2時というのが一般的です。しかし、ゴーゴー嬢の出勤はだいたい午後9時までということになっているので、開店直後に勇んで入店しても、閑散としていることがほとんど。
店内が活気づくのは午後9時過ぎです。この時間は年々遅くなっているように感じるのは気のせいでしょうか(最近は9時に行ってもステージがスカスカなことが多いです)。
客の側もそのことは承知なので、ゆっくり食事などをしてから遅い時間に繰り出すパターンが多いようです。一人旅だとこの時間つぶしに結構苦労します。
それゆえに、客もダンサーもそろって店が盛り上がるのはだいたい真夜中前後です。
しかし、見てくれの良いゴゴ嬢は早々に連れ出されてしまうので、遅い時間帯はお茶を引いた嬢と今宵の相手をきめかねている男性客との探り合いのガチバトルが繰り広げられる場となります。
また、いっぺんペイバーされたゴゴ嬢がやることをやって戻って来るパターンもあります。人気店の人気嬢だと1晩に5~6回転することもザラです。
閉店時間までに良い相手に巡り合えなかった男性客も、午前2時には店を追い出されますが、店外(路上やクラブ、テーメーなど)で客にあぶれたり2回戦希望のゴゴ嬢たちとの敗者復活戦がワンチャンあります。
ソイカなどでは午前2時以降も灯りを消して営業している店もありますが、違法なので必ずしもやっているとは限りません。
(※02年当時の情報です。営業時間は時期によって多少変わります)
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