ホテルの部屋に入るなり、ツツツ、とバスルームに駆け込むけいこさん。
後をついて行くと、振り向いて戸惑うような目で僕をじいっと見つめます。ついてくるなオーラをビンビンに感じます。
僕はあきらめて、リビングへ引き返しソファに腰を下ろしました。
また逃げられた。
けいこさんはなぜだかいつも、部屋に入るなりバスルームに籠ります。
最初はお風呂の準備をしてくれているのかと思ったのですが、それだけではない。
まず着ているものをすべて脱いですっぽんぽんになるのです。どうもこっちのほうが本来の目的のようです。
僕としては、まずは着衣でいちゃいちゃさせていただきたい。とても見せられないような小汚いパンツを履いているならともかく、けいこさんはそこそこ高価そうなエロい下着をいつも着用しているので、その下着姿も愉しみたいのですが、まったくままなりません。
いつも「次回こそは」と、いろいろシミュレーションしてみるのですが、まったくの無駄に終わります。
それまでお風呂に入っていないとか仕事で汗をかいたからとりあえず早くお風呂に入りたいのかというわけでもなさそうです。すっぽんぽんにバスローブだけ羽織って出て来てそのままセブンで買った弁当を食べ始めることもあるので。
まあ、この件はまた次回にリベンジってことで。
一緒にお風呂へ入るといつものように僕の体を洗ってくれます。
実は今日はマットで遊ぼうとわざわざマット常備のホテルを選んだんです。
しかし、お風呂場にあったマットはえらくうすっぺらくて固いやつで。
お風呂場の床に置いてみると床の上でつるつるすべってなんだか今一つやりづらい。
あれこれ試しているうちにけいこさんが「寒い」と言い出したので止めました。
昔、出会い系で会ったコにやったらめちゃくちゃ受けたんですけどね、ローションプレイ。
リベンジ項目がどんどん増えていきます。
「この間のあれ、持って来ました?」
けいこさんが目を輝かせて聞いてきました。〝あれ〟とはリトルが役に立たなかったとき用に以前購入しておいた「例のバイブ」です。
「例のバイブ」は一部で評判のバイブでI、U、Gの各スポットを同時に刺激する形状だというふれこみのものです。以前、けいこさんに見せたら興味津々だったのです。
ベッドに移るとけいこさんは四つん這いになってお尻をこちらに突き出します。
「挿れて」というおねだりです。僕は「例のバイブ」を取り出してゴムをかぶせ、先ほども使用したローションを少しだけ塗ってけいこさんのお尻に突き立てました。ローションを買ったのが無駄にならずに済んだみたいです。
「んっ」声を漏らすけいこさんの中にバイブはずぶずぶと入っていきます。全部入ったところでスイッチ・オン。「ああッ」声を上げるけいこさん。
あれ、でもバックからフツーの向きで入れちゃったけど、これって逆じゃね?
正しい向きで入れないとこのバイブの売りの三点刺激は得られないのでは?
あわててけいこさんの体位をひっくり返し、仰向けにして再度挿入。
「自分でいいように動かしてごらん」バイブの端をけいこさんに握らせて僕はクリを外側からこねてあげます。
「ああああっ、いいいいーッ」
なかなか良いリアクションです。けいこさんはバイブを短めのストロークでゆっくりと、動かし続けます。
「あ、イクッ、イクッ~」1分足らずでイッてしまったそのあとも何度も連続してイッているようです。両脚をピンと突っ張って大の字になり、時おり体をビクンビクンと痙攣させてます。あそこからはどんどん汁が湧き出てきてクリがいつまでたってもぬるぬるです。
「ああ~ッ、またぁ、イクッイクッ」解剖されたカエルみたいに両足を伸ばしたまま、けいこさんは際限なくバイブを握った手を動かし続けるのでした。女の人ってこんなに短い間隔で何度もイクことができるものなんですね。
その終わらないオナニーショーを僕はいつまでも眺めていました。
「お○ん○ん……入れて……」その言葉でようやく僕も我に返りました。
騎乗位で下からガンガン突いて、思い切りけいこさんの中にぶちまけました。
いつもなら、挿入だけだとどうしてもあまり時間をかけられないのですが、道具を使ったおかげでひさしぶりに堪能できた感のあるSEⅩでした。
昔は挿れてからあんなことこんなこと一通り楽しめたのですが、年を経るごとに短時間でちゃちゃっと終わってしまうことが多くなっています。あまりいいSEⅩもしてないですしね。やっぱりいいのをしなければ。
これで2回戦ができれば言うことないんですけどw
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