貸し切り状態のソンテウでビーチロードをウォーキングへ。
ウォーキング手前で降ろしてもらい、ドライバーに10バーツ渡します。僕一人しか乗っていないので、何だか申し訳ない気持ちになりますが、特に色はつけませんw
アーチをくぐって目の前に広がった光景に、僕は一瞬足が止まってしまいました。
ガラっガラです。
明らかにふだんの半分、いや、5分の1ぐらいの人出ではないでしょうか。
だって、けっこう遠くのほうまで見渡せますもん。
タイだっておそらく感染者数は日本よりも少ないはず。せいぜい1日2ケタ台でしょう。おそらく飛行機に乗ってやって来る外国人が激減しているのだと思います。特に中国人はゼロのはずだし。
その証拠に休んでいるお店はないように見えます。ネオンの明かりだけがいつも通りなので、余計に寂しく見えます。
とりあえずゴーゴーに入ってみることにします。どこへ行こうかな?
以前だったら『Baccara』のオープニングに行って、そのあと『Happy A GOGO』というのが鉄板の定番コースでした。その2店が群を抜いて良かったときの名残りのようなものです。でも、最近は同じぐらいのレベルの店はたくさんありそうです。
とくに、タイとご無沙汰気味だったこの4年で勢力図はかなり変わった印象があります。『SENSATION』には以前から目をつけていましたが、人気店の一つになっているようですし、『What’s Up』なんかも独特のスタイルです。以前、ナナのゴゴ嬢を連れて行ったら感動していました。
とくに前回行って驚いたのが『Pin-up』でした。
女のコの人数、ステージ上の密度、僕が好きなゴーゴーバーのツボをピンポイントで貫通しています。その点においては虹系やソイカの『Baccara』以上と言っていいかも知れません。
さらに『Pin-up』のスゴイところは、複数ステージなのにすべてのステージに女のコがぎゅうぎゅうに乗っけられているところです。よくあるパターンは大箱でステージがいくつもあるけど女のコがそれぞれ2~3人ぐらいしかいなくてスカスカなパターン。
『SENSATION』なども複数ステージに女のコがぎゅう詰めで踊っていますが、同店の場合横に3ステージ並んでいて、実質1ステージに近いです。それに対して『Pin-up』は2×2というステージの配置なので座席に対して奥のほうはまったく見えません。それによって店内全体の人の密度が上がってより盛り上がっている雰囲気に感じられます。
すいません、つい熱くなってしまいました。
そんなわけで、一番気になっていた『Pin-up』へ行くことにしました。
入口で手の消毒と検温がありました。
前回は満員で入れなかったり、入れてもステージかぶりつきのカウンター席で、上を見上げても女のコの局部しか見えなかった記憶があります(それはそれでいいのかもしれませんが)。
しかし、この日はいきなりソファー席の最上段のかなりいい場所に案内されました。やっぱり空いているんですね。空いている、とは言ってもかぶりつきのカウンターを除けばほぼ空席はありません。
他の席を見るとほとんどがファランです。日本人らしき人もちらほらいます。
僕から見て右手、ソファー席の最前列で3~4人のアジア系の若い男のグループがいました。話している様子からすると日本人ではなさそうです。中国人っぽいけど中国からは今は来れないはずだし。
僕の横の空いている席で一人のゴゴ嬢が暇そうにステージを眺めていました。
普通ならチャンスをうかがってこちらに声をかけてきそうなものですが、その気はなさそうな感じ。
前髪を目の上で真っすぐに切りそろえたおかっぱ頭のせいで幼く見えます。目はぱっちりと大きく、丸っこい小さな鼻で美人とは言えませんがカワイイ系。ロリ好きな人のタイプってこんなコなんでしょうか。
僕は何気なく彼女に「ねえ、あの人たちって何人?」と聞いてみました。
それがトゥーとの出会いでした。
(続く)
↓ぽちっとお願いします